ボディ以上に気になる「顔の産毛」。メイクのノリが変わると、こまめにケアをしている人も多いのでは?
トラブルを防ぐためにも正しい処理法とアイテム選びを知っておくべき! ということで、医療脱毛専門院『リゼクリニック』新宿院院長 大地まさ代医師に顔の産毛について伺いました。
【INDEX】
顔の産毛を処理するメリット
大地医師によると、顔の産毛を処理することで肌に透明感が生まれたり、化粧水や美容液などのスキンケアの浸透が高まるとのこと。またメイクのノリが良くなるというメリットもあるそう。
しかし、自己処理を頻繁にすると、だんだん肌がかたくなったり黒ずみの原因にもなりやすいので注意が必要です。
産毛処理の注意点
自己処理は簡単な分、処理をしてもすぐ生えてきてしまうため「頻繁にケアする必要がある」と、大地医師。
「肌への負担を繰り返すことで、色素沈着、埋没毛、毛嚢炎(もうのうえん)ができてしまうこともあります」
またニキビやアトピー性皮膚炎の人が、自己処理によって症状を悪化させてしまう場合も。自分の肌が産毛処理に適しているのか不安なときは、医師や専門家に相談してみるのも◎。
産毛の処理法
顔の産毛処理といっても、種類も方法も様々。それぞれの特徴とメリットを知って、自分に合う方法を取り入れてみて!
医療脱毛
顔脱毛のメリットとして最も大きいのは、自己処理が楽になること。処理の頻度が減るだけで、肌トラブルの解消にも◎。肌のターンオーバーが解消され、くすみや黒ずみが改善されたり、肌のトーンもアップも期待できるそう。
また皮脂汚れがたまりにくくなり、毛穴の目立たない引き締まった肌へ導くという利点も。
カミソリ
直接刃を肌にあて、表面にあるムダ毛を剃る方法。手軽なうえ、カミソリはどこでも購入できるのがメリット。
多くのカミソリはプロテクト機能が進化しているものの、毎日使うと肌に負担がかかるので注意が必要。
毛抜き
毛抜きで毛をつまんで抜く処理法。毛を引き抜くことで薄いかさぶたができてしまう状態になり、皮膚が傷つきがち。埋没毛や毛嚢炎になる可能性があるため、あまりおすすめできないそう。
光美容(家庭用脱毛器)
レーザーやフラッシュによる光を照射する、自宅用でできる脱毛法。火傷や目に障害をもたらす危険性があるため、説明書をよく読んで自己判断で使用するのが重要です。
カミソリで産毛を剃るときの手順
- 産毛を一気に剃ろうとすると無意識に力がかかってしまうので、1センチ程度小刻みに剃るのが◎。
- フェイスライン、おでこ、こめかみ、頰、鼻の下など、肌に負担をかけないよう、毛流れに沿って上から下へ向かって剃るのが大切なポイント!
シャワー時の産毛処理には要注意!
またお風呂時やシャワー時に産毛処理を行う人もいるけれど、シャワーを浴びながら剃るのはNG。お湯で柔らかくなったふやけた肌にカミソリをあてると、表皮を傷つけてしまう可能性が…。
カミソリやシェーバーで剃毛するなら、お風呂から出て少し体が冷えた状態で行うようにして。
肌にダメージを与えないためには?
自己処理で失敗しないためには、「普段の肌のコンディションとケア後の肌のコンディションを、どれだけ良い状態に保てるかが大事」と大地医師。特に重要なのが、保湿。
「肌が乾燥していると、カミソリ負けなどの肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。効果的に処理する上でも、自身の肌にあったクリームやワセリンなどで、きちんと保湿をするようにしましょう」
正しい手順を守って産毛処理を行うことが、肌トラブルを回避する秘訣。自己処理が不安な場合はプロにお願いしたりと、肌の状態と相談しながら行ってみましょう!
今回お話を伺ったのは…
医療脱毛専門院 『リゼクリニック』新宿院院長 大地まさ代医師
親身なカウンセリングと確かな技術で人気。リゼクリニックでは、ボディだけでなく、顔脱毛のメニューも。よりキレイを目指すなら、ぜひ体験してみて!
顔脱毛セット:3回コース 64,800円(税込)/5回コース 99,800円(税込)
住所:東京都新宿区新宿3-17-4 新宿レミナビルB1F(受付)・B2F
Tel.0120-515-473