大物ファッションデザイナーのマイケル・コースと、彼のブランドの新フレグランス<Wonderlust>の広告塔を務めるリリー・オルドリッジ。世界を股にかけて活躍し、各国を飛び回っている2人に、コスモポリタン アメリカ版が「旅を楽しむコツ」について尋ねました!

1.あえて迷子になってみる

「バカンスには、まるで迷子になったかのような感覚が得られる場所を選んでいるんだ」と話すマイケル。「そうすれば、日常のすべての人や物事から離れられる。つまり自分と一緒に旅をしている人とだけ、触れ合えるってことなんだ」。

2.ロマンチックな旅行先は、身近にあることも

「私にとってのロマンチックなバカンス先は、気候が温暖で夜でも外にいられるところ。特に、キャンドルが並べられているような場所ね」と、リリー。「そのうちの1つが、米テネシー州なの」。

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3.慣れた場所(安全地帯)から飛び出してみる

「これまでで最高の冒険の1つは、南アフリカのサファリでトラックから降りたことだよ(もちろんガイドの許可付きで)」と、マイケル。「ガイドは何度も『怖がらないで。絶対に怖がっちゃだめ』と言ってたよ。だけどそんなの無理だった(笑)。あのときの興奮は忘れられないし、これほど野生の世界に近づけたことは驚きだった」。

4.遠出ができなくても、近場で"逃避行"はできる

マイケルいわく、それには方法がいくつかあるようで…

【その1】

「自分がフォローしている人たちのInstagramをチェックすれば、旅気分が味わえる。モデルやデザイナー、女優など、頻繁に外の世界に出ている人たちがアップしたInstagramはアドベンチャー記録の宝庫だから。彼らはこういったユニークな場所を伝えてくれる、素晴らしいリポーターなんだ」

【その2】

「まずは顔を上げてみよう! 僕はニューヨークで生まれ育ち、今もこの地に住んでいるけれど、あれこれ観察しながら街を歩いているだけで、いろんな発見がある。地元にいても、新しいものや、これまでとは違った何かが見つかるはずだよ」

【その3】

「(ライヴや舞台、映画などが見られる)劇場に足を運んでみよう。劇場内で過ごすのは、まるで小旅行に行くようなものだよ。日常のあれこれから自分を解放するんだ。だから僕も仕事でいっぱいいっぱいになったときや、バカンスに行く暇がないときは、劇場で2時間半を過ごすことにしている。それだけで、かなりリフレッシュできるから」

【その4】

「匂いをかいだだけで、バケーション気分に浸れる香りを身につけよう。僕の場合は、ジャスミンやプルメリアの花かな」

5.常にオープンマインド&流れに身を任せる

これは、マイケルとリリー双方のモットー。「長丁場のフライトに怖気づく人も多いけど、見たいと思っていた映画や読みたいと思っていた雑誌がたくさん読めるっていう利点もあるよ」と、マイケル。「日常という現実を離れ、どこかへ行けるという幸運に感謝するのはいいことだよ」。

一方リリーは、「バカンスではあまり自分のやり方に固執すべきじゃないと思うの。つまりオープンになるってこと。食べたことがないからといって、旅先で出会った新しい食べ物に挑戦しないのはナンセンスだと思う。現地の文化や物事を受け入れようとする姿勢はとても大事ね」とコメント。

6.備えはできるかぎり万端に

「考えられる健康上のトラブルに対応する薬は、何でも持っていくようにしているよ」と、マイケル。「何があるかわからないじゃないか。旅行の持ち物はほとんどの場合、服よりもドラッグストアで買った薬のほうが多いかも!」。

7.シワにならないものをパッキングする

「どこに行く場合でも、ベーシックなアイテムを詰めるようにしているんだ。それはTシャツでもニットでも同じ。それから、シワの心配をしなくてすむものを選ぶようにしているよ」と、マイケル。

8.何通りにも着まわしのできるアイテムを選ぶ

「融通のきかないファッションアイテムは持っていかないことにしてるよ。それは無駄でしかないから」と、マイケル。「そうすることで他の靴を持っていけるスペースが生まれることもあるしね」。これぞ一石二鳥!

9.衝動買いに注意! 旅先で買うのは、日常使いができるものだけ

「僕は大抵の場合、黒や白、グレー、そしてネイビーのアイテムを身につける。だけど数年前に訪れた(イタリアの)カプリでは、皆がカラフルな服を着ていた。そこで僕もつられて、とにかく鮮やかなセーターやシャツを何枚も買い込んだんだ。でも、いざ自宅に戻ってみると"こんなの一体いつ、どこで着るんだ?"という感じになってしまった。だから旅先の記憶がよみがえり、なおかつ日常でも違和感のないアイテムを選ぶのがオススメだよ。そうすれば何度も着られるからね」

10.事前に情報収集をすること、だけど不測の事態に対処するキャパも残しておく

「旅先で自分が何をしたいのか、わかっていると楽しいわね。だから旅の前には何ができるのか調べるの」と、リリー。「だけどあまり予定を詰め込みすぎないようにもしてるわ。だって実際に行ってみないと、そこに何が待っているかなんてわからないでしょ。バカンスでは大ざっぱな計画を立て、あとは流れに身を任せるの」。

11.サングラスは必須アイテム

マイケルいわく、長時間のフライト後の気分をしゃきっとさせてくるのはサングラスをかけることなのだとか。ちなみに彼のお気に入りは、自身のブランドの黒いアビエーター。

12.作りのしっかりとしたスーツケースを用意し、パッキング術を身につける

「機内持ち込み用の鞄には、できるだけ詰めるようにしているの。それに、たくさんのアイテムが入るパッキングのテクニックも学んだのよ」と、リリー。「ネットでそういった方法を探していたら、1人の女性が見事に荷物をスーツケースに詰めていく動画をYouTubeで見つけたの。とにかくたくさんのアイテムを詰めてた。信じられなかったほどよ。彼女は省スペースとシワ防止のため、すべての服を丸めていたの。それを詰める様子は、まるでパズルみたいだった。あまりにもすごすぎて、彼女が使っていたTumi(トゥミ、米カバンメーカー)のスーツケースを買ってしまったほど! おかげでたくさん荷物を入れられるようになったわ」。

リリーも驚愕したというのが、このビデオ。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
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そして最後のアドバイスは…とにかく楽しむこと!

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Captain & Me, Inc.

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