あまりお金が無いときでも、工夫次第で毎日は楽しくなる!

コスモポリタン アメリカ版のアシスタント・エディター、マヤ・アレンが、自身の経験から学んだ「お金が無くてもハッピーに過ごすための10の方法」を伝授します。

私はすぐに正社員になれると信じて疑いませんでした。ところが、現実はそんなに甘くはなかったのです。

私がニューヨークに移って来たとき、ポケットには夢と1ドルしか入っていませんでした。と、いうのは冗談ですが、あまりお金を持っていませんでした。大学を卒業してすぐ、大好きな雑誌の人事部長から電話をもらい、思いつきでこの街に来てしまいました。彼女は私にインターンの仕事を提示してくれたので、そのうち正規の職が得られると期待したのです。私の両親は、私が家からそんなに遠く離れて、しかもそんなに少ない給料で働くことに懐疑的でした。でも、私はすぐに正社員になれると信じて疑いませんでした。ところが、現実はそんなに甘くはなかったのです。

私は6カ月間、親友のアパートでエアーマットレスの上に寝泊まりし、1週間の予算20ドルで、泣き暮らしました。話を1年後に早送りすると、事態はずっと良くなりました。私はあこがれの仕事に就き、すぐにブルックリンのキレイなアパートに移り、予算の立て方も日に日に上手になっていきました。

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誰かこの夢から起こして。もし誰かが10歳の私に、あなたが大学を出て最初に働くのはコスモポリタン(私が生きてきた中で一番お気に入りの雑誌)だよ、と言ったら、ショックで卒倒していたと思う。私は仕事もなく、エアーマットレスだけ持って、思いつきでニューヨークに来た。文字通り、私が持っていたのは、夢と揺るぎない信念だけ。私が言えるのは、神はいつだって現れるべきときに現れるということ。神を信じて、すべてをゆだねること。だって、神が立てたあなたの人生のプランは、あなたの想像を超えているんだから。自分の夢が叶ったと言えることが、とても誇らしい。コスモポリタンの新人ファッション&ビューティー/アシスタント・エディターより。

でも、今も金銭的にはとても厳しい状態。私はまだ23歳で、いろいろ学習中だけど、そんな中でもどうやってハッピーに過ごせているかを紹介したいと思います。

1.今あるものに感謝する

お金が無いことばかりを嘆いていると、ときに感謝すべきことを忘れてしまうことも。例えば、頭上に屋根があること、服を着ていること、友達や家族がいてくれること、など。事態はもっと悪くなることもあり得るし、中にはあなたよりずっとキツイ状況の人もいる。たとえどんな小さなことであっても、感謝を忘れないことは大きな違いを生むはず。

2.出費のことはあまり気にしないで、生きている限りついて回るものだと受け入れる

どうしようもないことにクヨクヨするのはやめましょう。自立した大人になるということは、支払いをするということ。好きなようにお金を使う前に、毎月決まった支払いを予算に組み込んでおくことが大切。たとえあなたのお金がそれですべてなくなったとしても、自分が責任ある大人であるということを喜んで。

(自分が20代を大人だと思っていたこと、覚えてる? ハハハ。【助けて!】)

3.友達と一緒に、楽しくてお金のかからないことをする

自由な時間をどう過ごすか、創造力を発揮して。何にでもお金がかかるわけではないはず。私が友達と過ごした思い出深い方法は、お金のかからないものばかり。公園でピクニックしたり、無料のミュージアムに行ったり、街頭イベントに行ったり。特にあなたが都会に住んでいるのなら、選択肢は無限。無料のイベントを探すのを恥ずかしがったり、夕食の招待を断ったりしないで。実際、資金は底を尽きつつあるんだから。

(外出を止めて、出費を抑えたとき)

4.平日は自炊して、週末に散財しても気がとがめないようにする

もし料理の仕方がわからなかったら、今すぐ勉強すること。自炊は節約になるので、後になって必ず自分に感謝するはず。1日おきに食事をテイクアウトしていたら、週末に使える予算は半減。代わりに、ちゃんと起きて、買い物に行くこと。そして、タンパク質や野菜といった、シンプルな組み合わせのものから始めること。たくさん作って、その後数日はランチに持って行きましょう。

5.これは一時的な状況だと覚えておくこと

これはまだ始まりなんだと、繰り返し自分に言い聞かせること。今はお金がないかもしれないけど、5年後はどうかわからないでしょ? この考え方を習慣化するために、経済面やキャリア面でのゴールを毎月設定しましょう。1年ごとの目標も立ててみて。このキビしい時期を乗り切れば、あなたの人間性にも深みが増すはず。

6.同じような考え方の人と交わること

20代で葛藤するのはみんな同じで、あなた1人だけではないはず。誰もが自分の道を探している時期にいるのだから、信頼できて、自由に話せて、お互いにアドバイスをできる仲間とつきあうこと。

(友人1:昇進した! 友人2:婚約した! 友人3:妊娠した! 私:あとスタンプ1つでコーヒー1杯無料!) 

7.パーティーに出かける前に家で1杯ひっかけておくこと

学生時代の習慣をまだやめる必要はなし! 飲んだ翌朝レシートを見てがっくりするより、出かける前に家で友達と飲んでおくこと。みんなでいろんなお酒を持ち寄ったり、大きなボトルを分けたりすれば節約になるでしょ? それに、リラックスしていい気分になってから、パーティーに行った方がずっと楽しいはず。

8.質素かつおしゃれに

バーゲンやリサイクルを利用して、買い物上手になること。リサイクルショップで5ドルで買ったシャツだって、着こなし次第でかわいくなる! お気に入りのジーンズも、何回はいたってOK(周りは意外と気づかないから)。今はただ、買い物三昧というわけにはいかないだけ。それでも毎日うまく着回すことはできるはず。予算の範囲内でね。

9.ハッピーアワーを楽しむ

半額で飲めるのに、わざわざ全額支払う必要はないでしょ? いい友達と、いい音楽を聞きながら、安く飲んで食べる。文字通りのハッピーアワーは、私の大好きな趣味の1つ。後でレシートを見るときもこわくないし、それに、制限時間までにどれだけカクテルを飲めるか試すのも楽しいもの!

10.あなたの人生は別の意味で豊かなのだと認識すること

幸せについての見方を変えて、お金がすべてではないことに気づくべき。お金がもたらしてくれるのは一部の喜びでしかないので、小さなことに感謝するのを覚えること。愛情や、前向きな姿勢や、知識において豊かになりましょう。今の人生を精一杯生きて、夢に向かって努力すれば、きっといいことが10倍になって返ってくるはず。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US