正社員のステータスを保ったまま、どうやったら世界各地を旅して歩けるんだろう…なんて考えは、誰しも一度は脳裏をよぎったことがあるはず。

仕事を辞めたり家を売り払ったりして世界旅行へ繰り出す人はいるけれど、正直、ローンを抱えていたり、好きな仕事をしていたり、拠点としたい場所がある人たちにとっては、どうもそれは現実的ではないし…。

ならば正社員をしながら世界旅行をするには? イギリスで正社員として働くソフィー・デイヴィスさんは昨年、きちんとお給料を確保しながらも、休暇や祝日をフル活用して、まさにそれを実現したそう! 1年間で20本のフライトに乗り、3大陸を渡り歩き、10カ国を旅したというソフィーさん。そのためにかかった日数は56日間で、うち仕事を休んだのは26日間。そんな彼女の体験談を、コスモポリタン イギリス版から紹介!

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秘訣は、休暇を計画的に貯めて、週末を存分に生かすこと。

「まず年の初めの1月に、週末と有給休暇を1日使い、計3日でベルリンを旅行しました。2月にはコッツウォルズ(イギリス)を見渡す美しいホテル&スパで、同じく週末と有給休暇を1日使ってゆったりと。3月にはアムステルダム5日間の旅に、週末+祝日+有給休暇2日を使って行きました。

イースター休暇がある国の人なら、そこも狙い目。その3連休を使って私は4月に、ウェールズへ旅行に出かけました。5月に入ると、祝日+週末+有給休暇2日でモロッコのマラケシュへ」

「秘訣は、休暇を計画的に貯めて、週末を存分に生かすこと。仕事を終えたその晩から出発し、出勤前夜遅くに帰国する。そうやって時間を有効活用すればいいだけなんです。

6月にはマヨルカ島へ5日間、週末+有給休暇3日を使って行きました。その後クレタ島へは週末+有給休暇4日の計6日間で旅行。

7月にはこの年最長の旅となったアルバ(ベネズエラ北西沖の島)へ、週末+有給休暇5日かけて出かけました。8月に入ると、週末+有給休暇1日でラトランド(イギリス)へ。

もちろん、会社で有給休暇を申請したり、安いフライトを探したり、行きたい場所のリサーチを事前にしたりするのは一苦労かもしれません。でもそれが上手くできたときに行く旅行は、この上なく有意義なものになること間違いなし。

9月にはポルトガルの別荘で親戚や家族との時間を満喫。これには週末+有給休暇3日を使用。10月に入ると、週末+有給休暇2日で親友とシチリア旅行へ4日間出かけました。

11月に予定していたノーサンブリア旅行は、週末+有給休暇2日の計4日間で周り、会社がくれるクリスマス特別休暇を使って年内最後のフライトに飛び乗って、12月はコペンハーゲンへ。

人生のあらゆる側面においてそうであるように、やっぱり何事もバランスが大切。私は与えられた仕事をこなしながらも、ご褒美旅行タイムを毎月確保していくことで、自分の人生のバランスをパーフェクトな形で保てていると思っています」

「私も同じようにやってみたい!という人へのヒントとしては…

1. 有給休暇を計画的に貯めて、週末と祝日を存分に生かし、仕事とプライベートの線引きをしっかりできるようにすること。

2. 積極的に出張に行くのもいいかも。

3. わざわざ海外に行かなくても、有給休暇をとって、近場を散策するのもよし。安あがりな上に、休暇を存分に楽しむこともできるはず。

4. 時間は貴重だから、旅行に行くならしっかりリサーチしてから行くように!」

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 名和友梨香

COSMOPOLITAN UK