アメリカ・ジョージア州のラインハート大学に入学し、同校のゴルフチームに所属している、63歳のデビー・ブラントさん。アメリカ最高齢の学生アスリートの一人となった彼女の人生のモットーとは?

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大学の学位取得は、“人生のやりたいことリスト”に常に入っていたというデビーさん。ゴルフは、33歳の時に始めて以来、夢中になっていた趣味の一つで、今は亡き夫ベンさんとともに楽しんでいたそう。

デビーさんは『People』のインタビューで、今までゴルフを続けた理由についてこうコメント。

「彼は数年間病気を患っていたので、その間はゴルフをしたいとも思いませんでした。彼とのゴルフを通じて、多くの友人ができましたが、ゴルフから離れたことで輝きを失いかけていたんです。だからもう一度、その輝きを取り戻したかったのです。彼が亡くなった後、私はゴルフを続けることにしました」
「彼はいつも私のそばにいてくれて、ゴルフ生活をサポートしてくれました。二人で一緒にゴルフを楽しんでいたし、どんなときも100%応援してくれましたね」

デビーさん現在は大学2年生で、授業を受けながらゴルフチームの練習に参加。4.0のGPAを維持しながら、大会でも好成績を残す、文武両道の選手に。

女子ゴルフチームの26歳のヘッドコーチであるエヴァンス・ニコルズさんも、「デビーさんはチームに良いエネルギーを与えてくれる」と称賛。ほとんどのチームメイトが10代後半から20代だという環境のなかで、デビーさんは彼らから多くのことを教わったのだとか。

「何をするにも年を取りすぎることはないし、何歳になっても人生は楽しいものだということを教えてくれました」

デビーさんは、学位取得後は大学院への進学やコーチとしての道も考えているそう。他の学生のお手本でもある彼女の今後の活躍にも注目し続けたい。