丸みを帯びたシェイプが可愛いペットや、しなやかな筋肉を持った大きな動物が、もしキューブの形をしていたら…。そんな想像を形にした作品をInstagramに投稿しているアーティストが話題に。

インドネシア・ジャカルタを拠点に活動しているアーティストの、アディティア・アーリアントさん。Instagramのフォロワー9.2万人以上(7月30日現在)を抱えるその人気の秘密は、「Anicube」というシリーズの作品!

「Anicube」とは「Animal(動物)」+「Cube(立方体)」を組み合わせた造語で、様々な動物をフォトショップでキューブの形に編集。ビデオゲームの世界から飛び出してきたような動物の姿に世界中から注目が集まっている。

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以前はウェディングフォトの編集の仕事や広告代理店でインターンをしていたアディティアさんは、空いた時間に何かできないか思い、作品を発信するためにInstagramをスタート。フォロワーからの反響も大きく、その声を楽しみに続けられているという。

「Anicube」の作品作りは、まずフリーで使える画像素材を探すところから。いろんな種類の画像がある中で、四角形に編集しやすいアングルやポーズの動物の写真を選定しているそう。特にふわふわとした動物が好きで、1番のお気に入りは猫なのだとか!

この制作を始めたきっかけについて、アディティアさんは<boredpanda>にこう話した。

「2017年頃から作品作りを始めました。動物を制作の主なモチーフにしているのは、いろんな性格があって面白いから。動物の明るい色のトーンや自然体な姿が好きなんです」

また、作品を作り続けるモチベーションについてはこうコメント。

「クリエイティブなアーティスト仲間がたくさんいるのですが、彼らのようになりたいと思っています。私の作品に対しての友達たちの反応を見ると、満たされた気持ちになるし、もっとアートを極めようという気分になるんです。多分、死ぬまで作品を作り続けると思います」

コロナ禍だからこそ、SNSやインターネットを通して、様々なアーティストの作品を楽しんでほしいと話したアディティアさん。「Anicube」のシリーズ以外にも、多くのデジタルアートを発信している彼の作品はInstagramからチェックしてみて!