多くの人が長く待ち望んできた人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』の続編『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』。
それは、サマンサ役のキム・キャトラルが出演しないこと、サラ・ジェシカ・パーカー演じるキャリーの夫ミスター・ビッグことジョンが、開始早々に心臓発作で亡くなること、そして10話あるエピソードは、それぞれに評価が大きく異なることなどが主な理由。
※この記事の内容は、重大なネタバレを含みます。
多くの人たちが心をざわつかせていることは、他にもある。ドラマを制作するHBOが、このシリーズの今後について何も正式に発表していない一方、『ニューヨーク・ポスト』紙の芸能サイト<ページ・シックス>は、サラ・ジェシカとシンシア・ニクソン(ミランダ役)、クリスティン・デイヴィス(シャーロット役)が再び集結する可能性はあると伝えています。
ある関係者が匿名で、「続編に対する否定的な意見があることは、かえってシーズン2制作の可能性を高めると考えられる」と述べているという。
ただ、ドラマの中では1話ですでに亡くなっているものの、ビッグを演じたクリス・ノースが性的暴行で告発されたことは、作品の今後に影響を及ぼす可能性があるかもしれない(クリスは疑惑を否定している)。
ビッグはもともとシーズン1の最後に再登場する予定だったそうで、キャリーにとってエモーショナルなシーンになるはずだったという。
TV番組に関する情報を発信するサイト<TVLine>によると、キャリーはパリを訪れ、セーヌ川にビッグの遺灰を流すことになっており(ちなみにこれは違法行為)、このエピソードには当初、クリスがカメオ出演することになっていたそう。
その後、ビッグが最後に再登場する計画は取り消されたものの、遺灰をまく場面は、まだ検討中の可能性があるとされています。
いずれにしても、HBO側が喜んでシーズン2にGOサインを出す可能性はあるとみられている。2021年末にエンタメ情報サイト<ヴァルチャー>の取材に答えたHBOとHBOMax両社の最高コンテンツ責任者ケイシー・ブロイズは、シーズン2の計画について、「もちろん、話し合う予定ですよ――間違いなく」と述べています。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:Hearst Contents Hub