1990年代の人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ（SATC）』をベースにした新たな恋愛リアリティ番組、『Is There Still Sex in The City（原題）』が制作されることが明らかになりました。
シーズン6までのドラマと、2本の映画が制作されたアメリカのアイコニックなドラマシリーズ『SATC』は、登場する4人の主人公たち、NYで暮らすキャリー・ブラッドショー（サラ・ジェシカ・パーカー）、シャーロット・ヨーク（クリスティン・デイヴィス）、ミランダ・ホッブス（シンシア・ニクソン）、サマンサ・ジョーンズ（キム・キャトラル）が、心を満たしてくれる恋愛を追い求めるという内容。
2021年からはその続編シリーズ、『And Just Like That...／セックス・アンド・ザ・シティ新章』が制作されており、キム以外のキャストが復帰し、50代になった3人の“現在の姿”が描かれています。
映画・メディア関連のニュースサイト＜デッドライン＞によると、『SATC』に基づく新たなリアリティショー『Is There Still Sex in The City』は、ドラマの原作となった『セックスとニューヨーク（原題：SEX AND THE CITY）』の著者であるキャンディス・ブシュネル氏と、制作会社のバニムマレー・プロダクションズが制作するとのこと。
『Is There Still Sex in The City』では、ビジネスバトル番組の『アプレンティス（The Apprentice）』や恋愛リアリティ番組の『ラブ アイランド（Love Island）』と同じように、出演者たちは指定された場所で一緒に生活するそう。
50代の参加者たちが忙しい都会での暮らしを離れ、恋愛をやり直すための場所として用意されているのは、地方にある大邸宅だと言います。また、参加する4人の女性たちはエピソードごとに異なるグループの男性たちのなかから、恋愛対象になり得る人を選びます。
ブッシュネル氏はこのリアリティショーについて、次のように語っています。
「50代とそれ以上の年齢の女性たちはいま、デートの相手として最もホットな層。私もそのひとりです」
「もう何十年もの間、あらゆる年齢の男性たちとデートしてきました。恋愛に対する私の思いと、私と同じような女性たちが恋愛をやり直すことをサポートする機会をひとつにまとめたような番組を制作できるのは、とても楽しみなことです」
さらに、バニムマレー・プロダクションズのプレジデント、ジュリー・ピッツィ氏は、「デートに関するキャンディスの専門的な知識は、“イマーシブな（没入型の）”デート体験へのエントリー・ポイントとして、素晴らしいものになると考えています」と述べています。
From Digital Spy via Harper's BAZAAR JP
