お酒と煙草と遠出が嫌いなため、これまでの主な出会いの場はマッチングアプリのみ。20代半ばのシングル、コスモポリタンエディターKのデート体験談をお届け! 好きな男性のタイプはクマさんみたいな体格のいい欧米人。これまでデート・交際・セックスしたことがあるのも外国人の男性だけです。

年上アメリカ人とマッチ !

最近ハマッているデートアプリ<Bumble>で、シカゴから来日中の27歳アメリカ人男性、ジャスティン(仮名)とマッチ。「タトゥーの意味は聞かないで。特に答えは用意していないから」というプロフィール文と並んで掲載された彼の画像には、腕や胸元、洋服の隙間からタトゥーがチラ見えしていてなんだかセクシー。身長185cm、体形もガッシリしている上にルックスも悪くないってことで、とりあえずメッセージを送ってみました。4、5ターンほどあっさりした内容をやりとりした後に、彼からデートのお誘いが。金曜日の夜、私の仕事が終わったタイミングでオフィスの前まで迎えに来てもらうことになりました。

痛恨の大遅刻!デート当日

21時に待ち合わせにしたのですが、仕事がなかなか終わらず、結局1時間以上待たせることに…。それでも全く怒らず、優しい対応をしてくれた彼にさっそく好印象。遅くまで開いている近くのラーメン店に向かうことに。道中ジャスティンについて色々質問してみると、現在シカゴでIT関連の仕事をしているとのこと。将来日本で働くことも視野に入れ、今回はバケーションで日本に遊びに来ていたそうですが、デート当日が日本で過ごす最後の夜だったみたい。それなのに長時間待たせてしまって、本当に申し訳ない…。

ラーメン店に到着して食券を買おうとすると、彼が私の分のお金もサッと機械に入れてくれました。さりげない優しさを見せてくれた行動にキュン♡ 店内ではカウンターに横並びに座りましたが、変にボディータッチもしてこないし、ジェントルな雰囲気にだんだん惹かれていきました。話を続けていくうちに、なんと私と彼の誕生日が同日であることが判明! ちょっぴり運命を感じながら、箸を上手く使えないジャスティンを私がからかったりと、少しずつ打ち解けた雰囲気に。

ラーメンを食べ終わってお店の外に出たところで、「次はどこへ行く?」と言うジャスティン。まだ帰る気じゃないんだ! とうれしく思いながら、「コーヒーでも飲みに行く?」と提案して、深夜まで営業しているカフェへ。歩いている途中、寒がる私の手をサッと握ってくれたりと、傍から見ると完全にカップルに見えたはず。ドキドキしながらカフェへ到着したのですが、手を繋いだことで彼のスイッチが入ってしまったのか、キスしたいオーラがすごい(笑)。見つめあったり、イチャイチャしながらラテをすすっていると、あっという間に終電が近い時間に。「僕のホテルで一緒に添い寝しない?」と言われ、そのままついて行くことにしました。

これは夢!?まさかの最高級ホテルへ到着

道端で何度もキスしてこようとする彼をかわしながら、滞在先のホテルへ。きっと普通のホテルに泊まっているんだろうな~という予想を見事に裏切られ、到着したのは当時開業したばかりのラグジュアリーホテル! 部屋に入るなり、きれいな夜景とモダンなデザインのインテリアに目が釘付けに。ベッドルームやバスルームを見てまわっている私を横目に「ホテルに泊まったことないの?」と面白がっているジャスティン。いやいやあるけど、1泊10万円近くするホテルは初めてだわ!

それから「映画でも見ようよ」と声をかけて一緒にベッドに横たわりました。巨大スクリーンも完備された部屋だったのですが、どうやら<Netflix>には繋げられないようで、彼のノートパソコンでアクション映画の『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』を観ることに。何度もキス攻撃を仕掛けてくる彼をなだめながら、半分くらい見終わったところでだいぶ眠くなってきてしまった私。映像を停止させたところで彼が濃厚なキスをし始め、服の中に手を入れてきたりと、そのままセックスに突入することに。正直彼のモノはそんなに大きくなかったのですが、フカフカのキングサイズベッドのおかげか、なんだかいつもよりセクシーな気分に浸れたような…。その後一緒にシャワーを浴びることにしたのですが、おしゃれなデザインのシャワールームにテンションが上がった私は彼を誘導し、その場で2回戦目に突入。疲れていたのか、ジャスティンは5分ほどでイってしまったので、その後は髪を乾かして2人でベッドに入りました。私のことをガッシリ抱きかかえながら眠りに落ちる彼が、なんだかクマさんみたいでかわいかった♡

帰る前にもう一度♡でも意外な結末に…

翌朝、朝日がたっぷり差し込んだ部屋で気持ちよく目覚めた私は、帰る前にもう一回したい気分に…。寝起きの彼のモノをくわえたら「君ってクレイジーだね」とジャスティン。けれど彼もスイッチが入った様子で、ゆっくり私の中に入ってきました。しかし、何度も腰を振っているのですが、なかなかイかない…。「朝早すぎたね」と弁解して、お互い不完全燃焼のままフィニッシュ。その後ホテルのエントランスでお別れしました。お昼頃「無事家に着いた?」とメッセージをくれたのですが、「気を付けてアメリカに帰ってね」「ありがとう」というやりとりの後、ぴたりと音信不通に…。<Instagram>は更新している割に「シカゴには到着した?」「<LINE>か<WhatsApp>交換しない?」という私のメッセージは見事に無視。まぁ、そんなこともあるかと思いながら、現在は次のデート相手を探しています。ちなみに、このように音信不通になることを英語で“ghosting(ゴースト化)”って言うそうです。

今回の学び:ワンナイトスタンドでも、非日常体験ができたらこっちの勝ち!