映画作品『Don't Worry Darling(原題)』をキッカケに交際へと発展したと言われている、歌手のハリー・スタイルズと俳優や監督として活躍するオリヴィア・ワイルド。

あまり公の場で自身の恋愛について話すことが少ないハリーだけれど、自身の恋愛事情や恋人に対する、一部のファンによる“攻撃”に傷ついていることを示唆したインタビューが注目を集めている。

「傷つけるなら、深入りしたくなかった」

知人の結婚式での手繋ぎデートが現地メディアで報道され、交際が発覚したのが2021年1月のこと。

ハリーが「Cinema」をはじめとする自身の楽曲でオリヴィアへの気持ちを表していると言われたり、互いにオリヴィアの子供やハリーのママと時間を過ごしていることが伝えられるなど、交際発覚から1年半ほどが経過した今も交際は順調そのものの様子。 ところが、二人の関係が判明した当初からオリヴィアが10歳年上であることなどを理由に、一部のファンから批判されることもあったという。

ローリング・ストーン誌>のインタビューに応じたハリーは、自分にとって大切な人が傷つく状況について次のようにその胸の内を明かしている。

「(仕事とプライベートの境界線を明確にさせていても)人によって、その境界線を曖昧にされることがあります。想像してみてください。2回目のデートの前に、相手に『ありもしないことを言われるかもしれないし、意地悪を言われることもある。それは別として、ご飯はどこで食べる?』と言わなくちゃいけないことを」

ハリーは、すべてのファンたちがそういった言動をするわけではないことを強調したうえで、それでも大切な人が傷つく姿を見るのが辛いという思いも吐露。

「 自分に近づくことで、その人がTwitterのようなSNSで犠牲になってしまう状況がとても辛いです。僕はただ、歌いたいだけなのに。こんな風に誰かを傷つけしまうのなら、深入りしたくなかったとさえ思うことがあります」
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▲<ローリング・ストーン誌>で、史上初のグローバルカバーを務めたハリー

恋人オリヴィアの反応は…?

一方で、同誌のインタビューに対し、ハリーのファンについて「すごく愛情の深い人たち」と表現している、恋人のオリヴィア。攻撃的なのは一部のファンであることを強調しながら、次のように話している。

「私がネガティブな発言をする人を理解できないのは、その行動がハリーが発信してきたメッセージと相反することだからです。でも個人的には、そういう人たちがハリーのファンを代表するような存在だとは考えていません。ファンの大多数は、優しさ持つことを大切にしている人たちだと思いますから」