世界的シンガーであり、映画『ダンケルク』の出演を果たしてからは俳優としても活躍する、ハリー・スタイルズ。最近では、マーベル・シネマティック・ユニバース(以後MCU)の最新作『エターナルズ』にサプライズ出演し、観客に大きな驚きを与えました。

本記事では、エターナルズでの出演シーンや役柄、ハリー・スタイルズ本人とクロエ・ジャオ監督のコメントをご紹介。

※以下、ネタバレを含みます。まだ観ていない人はご注意を!

【INDEX】


ミッドクレジットシーンに登場

映画の本編が終了して流れるミッドクレジットシーンやポストクレジットシーンは、今後の作品の重要な伏線が含まれていたり、次回作との繋がりが描かれていることから、毎回大きな注目を集めます。

アベンジャーズ/エンドゲーム』 後、MCUにおける新しいフェーズの大きな鍵を握るとされる超大作『エターナルズ』のミッドクレジットシーンに、ハリー・スタイルズが登場したことが大きな話題となりました。

該当のシーンでは、地球を離れ他のエターナルズを探しに行くことを決めたセナとドルイグ、マッカリを乗せた宇宙船「ドーモ」に、原作コミックに登場するピップ・ザ・トロールが突如出現。

それを追って暗闇から登場したのが、「タイタンのプリンス、サノスの弟、ハートのジャック、そしてブラック・ロジャーを倒したすばらしい冒険者」であるエロスに扮したハリー・スタイルズ!

予想だにしていなかった配役に、現地では思わず驚きの声を出してしまった観客も多かったよう。

そもそも「エロス」とは?

マーベル・ユニバースのエロス、別名スターフォックスは、タイタン星人とエターナルズのミックスで、『アベンジャーズ』シリーズの最大の敵サノスの弟でもあります。エターナルズから受け継いだ怪力や耐久性、飛行能力などを備えるそう。

また、ギリシャ神話の愛の神「エロス」と同じ名であるとおり、人々の脳の快楽中枢を刺激することで感情を落ち着かせ、コントロールさせるという特殊な能力も。

本作の監督を務めたクロエ・ジャオは、今作でエロスとピップをミッドクレジットに登場させた経緯をのように語っています。

「プロデューサーのケビン・ファイギに、ピップとエロスを登場させることを提案しました。タイタンと関わりがあり、長い間サノスに影響を及ぼしてきたエターナルズの一人を登場させたかったんです」

マーベルが公式投稿

後日マーベル・スタジオが、エロス姿のハリー・スタイルズの画像をSNSに投稿。

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ハリー・スタイルズはマーベル作品への出演に関して、<Dazed>のインタビューにて心境を語りました。

「(『エターナルズ』の)最後に少しだけ出演しました。幼い頃に、スーパーヒーローになることを夢見なかった人はいないと思うんです。 すごくいい経験だったし、クロエと一緒に働くことができて、感謝の気持ちでいっぱいです」

クロエ・ジャオ監督も、ハリーの起用についてコメント。ハリーに対しては、映画『ダンケルク』の出演時から注目していたそう。

「会った瞬間、他のキャストと同様に、まさに彼だと思いました。彼の中にエロスがいると感じたんです」
「ハリーとプロデューサーのケビンからもOKをもらえたら、決定でした。二人とも承諾してくれて、とても嬉しいです」

情熱や性愛を象徴する同キャラクターには、セクシーでチャーミングなイケメンの世界代表ともいえるハリー・スタイルズはまさに適役♡ 今後、どの作品に出演し、どのような役どころになるかは明らかになっていませんが、MCUにとって重要な鍵を握るキャラクターになること間違いなし!

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

Digital Spy