英国王室メンバーにとって、毎年恒例となっている「クリスマスカード」の公開。先日、SNSに投稿されたウィリアム皇太子一家の2023年版のクリスマスカードでは、王女や王子たちの成長が話題に。

a group of people posing for a photo
Getty Images

微笑ましいこの家族写真について、多くのボディランゲージ専門家が分析。そこから読み取れたこととは…?

多くのボディランゲージのエキスパートが分析する中、セレブなどの分析を行っているジュディ・ジェームスは<The Sun>に対してこのように話している。

「密着し、お揃いの服で、強い愛を感じる集まり方。それを完全なモノクロで表現しているところ。また、緊張していない自信に満ちたボディランゲージ。これらは精神的な意味で、彼らの周りにお堀と跳ね橋があるような状態です」

90年代を彷彿とさせるカジュアルな装いに関しては、次のように解説。

「ロイヤルファミリーというブランドを表に出していないシンプルな装いをした家族の強さ、そして完全なる自信を見せることを目的としているのかもしれません。ロイヤルステータスという装飾や印を無しにして。彼らがフォーマルやロイヤルな装いが似合いとても華やかなのはみんな知っているので、今回はカジュアルでもっと親近感が湧く一面を見せています」

さらに、ウィリアム皇太子の首を傾けている姿勢からは「好かれたいという思い」が読み取れること、そして「キャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子の胴体にもたれかかっているのは、少しロマンチックな雰囲気を出すため」だとも。

また、シャーロット王女が中心にいることについても触れているジュディ。

「シャーロット王女は亡きエリザベス女王にそっくりです。その美しい笑みは、幼い頃のエリザベス女王を彷彿させます。意図的なものには見えませんが、とはいえ配置からも強いメッセージを感じ取ることができるクリスマスカードではあります」

※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。

Translation: Nozomi Mochizuki
COSMOPOLITAN UK