セレーナ・ゴメスが、以前から患っている「ループス」という病気の症状により、今年いっぱいの休業を発表した。

ループスとは全身性エリテマトーデスのことで、自己免疫疾患の1つ。様々な症状があり、出やすい症状の中には、全身倦怠感、食欲不振など。しかし、セレーナの場合、今年に入ってからうつ症状、不安障害、パニック発作の症状が出ているそう。

昨年ループスを患っていることを発表したセレーナ。トーク番組『エレンの部屋』に出演し、「一生治る病気ではない」と話していた。さらに、『ビルボード』誌では、2013年の休業は、ループスの治療が目的で化学療法をし、集中治療室にいたためだったと告白した。

先月日本へも「リバイバル」ツアーで来日したセレーナ。元気そうな姿を見せていたが、周囲は「最近は彼女らしくなかった」とも話す。830日(現地時間)セレーナは『ピープル』誌へ休業についてこう話した。

「みなさんがご存知の通り、私はループスを患っていることを約1年前に公表しました。ループスは人によって様々な影響が出ます。私は、うつ症状、不安感、パニック発作がループスの副次的影響として現れることを知りました。(治すには)どれも大変な戦いになるでしょう」

「私は、体と心の健康を維持するため、前向きに治療をしたいと考えました。そして、お休みすることが最善策だという結論になりました。ファンのみなさん、私をサポートしてくれてありがとうございます。みなさん私にとって特別な存在です。でも今は私がベストな状態になれるよう、真っ向から戦わなければなりません。こうして公表することで、私は1人ではないと感じています。私のように困難に直面している人も、同じようにその問題に取り組む勇気を出してもらえればと思います」

「ALR」というループスの研究支援団体はこうコメント。

「うつ症状、不安障害、パニック発作がループスの副次的影響だとはあまり知られていません。私たちはセレーナが体を大切にしていること、また理解がされにくい病気に対する意識を高めてくれたことを誇りに思います」

関係者が『ピープル』誌に語ったところによると、セレーナはこの先の健康と幸せを優先し、今年いっぱいのスケジュールをまっさらにすることを決めたという。

先月はジャスティンとInstagramで言い争いになったこともあり、ファンはセレーナを気にかけていた矢先のことだった。ループスの症状に影響された発言だったとしたら、これは本当に心配…。

ライブのキャンセルはファンにとって辛いことだけど、彼女の治療に専念する行動は応援しているはず。ゆっくり治療をして、またファンの元に戻ってきてほしいと願うばかり。