本日12月13日は、世界中で愛される歌姫テイラー・スウィフトの28歳の誕生日。3年ぶりに自身6枚目となるアルバム『Reputation』をリリースし、発売初日に全米で70万枚以上の売上を突破。また収録曲「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」のミュージック・ビデオは公開から24時間で2,800万回の再生回数を記録し、歴代1位になるなど、再び世界中にテイラー旋風を巻き起こした。しかし、彼女は一体どのような道をたどって"今"の地位を築き上げたのか。今さら聞けない、テイラーの華麗なるサクセスストーリーをプレイバック!
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Ai Ono
From: COSMOPOLITAN
2009年9月
「MTV・ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」において、当時19歳だったテイラーが作った片思いソング「You Belong With Me」で最優秀女性アーティストビデオ賞に輝く。カントリー・アーティストとしての受賞は史上初! テイラーがステージ上で受賞スピーチを行っている次の瞬間、今ではよく知られるあの因縁の事件が発生…。彼女が喜びのスピーチをしているその最中、人気ラッパーのカニエ・ウェストが突然ステージに乱入し、マイクをつかみとると、次の暴言を浴びせた。「テイラー、君のことは嬉しく思うよ。(スピーチは)最後までやらせてやるけど、ビヨンセのビデオの方が最高なんだ!」。この件が引き金となって、以降テイラー・スウィフトVSカニエ・ウェストの抗争が始まることに。
2015年6月
「Apple Music」が新しいストリーミングサービスとして、3カ月間は試用期間として無料でサービスを提供すると発表。これを受けテイラーは自身のアルバムは配信させないと決断し、公開書簡にてその思いを明かした。テイラーは新しいアーティストやバンドが最初のシングルのロイヤリティを受け取ることができないと主張し、Apple社が会社としてのポリシーを曲げていると痛烈に批判。
また、ライバル関係にあるケイティ・ペリーのことを書いたと言われる「Bad Blood」のMVも公開。人気テレビドラマシリーズ『シェキラ』のゼンデイヤ、モデルのジジ・ハディッド、カーリー・クロス、女優のレナ・ダナム、ジェシカ・アルバ、セレーナ・ゴメスら、テイラーと仲のいいトップセレブたち、いわゆる"テイラー軍団"が豪華共演を果たした。私生活ではDJのカルヴィン・ハリスと交際。ビヨンセ&ジェイ・Z夫婦を抑えて、『フォーブス』誌による「最も稼ぐセレブカップルランキング」のトップに君臨した。
2016年
2016年2月
『1989』がグラミー賞で年間最優秀アルバム賞、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞の3冠を達成。女性アーティストが年間最優秀アルバム賞を2度獲得したのは史上初の快挙。
2016年4月
METガラに登場。カルヴィンとは破局するが、直後に英国出身の俳優トム・ヒドルストンとの交際が発覚。キス現場が目撃されるなど、2人のラブラブな様子が全世界に報じられた。
2016年11月
『フォーブス』誌が発表した「最も稼いだミュージシャン」ランキングで堂々の1位を獲得。『1989』アルバム&ツアーの売り上げや、Apple社とダイエット・コーラのCM料などを含めて、1年間で1億7000万ドルを稼いだ。
2016年12月
親友ジジ・ハディッドの恋人で、元ワン・ダイレクションのメンバー、ゼイン・マリクとのコラボ楽曲「I Don't Want to Live Forever」を発表。この曲は映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』にも使用された。
2017年
2017年初め
「1989」で多忙だった2015~2016年を経て、彼女のキャリアにおいて最も長い休養期間に入る。
2017年6月
「Spotify」に復活。実は同じ日にケイティ・ペリーが新アルバムをリリースしていたという因縁も…。
2017年8月
2013年にDJのデヴィッド・ミューラーからセクハラの被害に遭い、彼を訴えていたが、約4年間の法的手続きを経て勝訴を勝ち取った。陪審員はテイラーの訴えを認め、ミューラーに対し1ドルの賠償金を支払うように命じた。この額は彼女の希望で、「性的暴力の被害者が自分を守るためにサポートしている複数の支援団体に寄付もする」と声明で述べた。
2017年8月
テイラー・スウィフトがカムバック。新作MV「Look What You Made Me Do」をリリース。一部ファンの間では因縁関係のカニエ・ウェストに当てた曲と言われていて、挑発的な女性を演じるテイラーにも衝撃を受けた。
2017年11月
およそ3年ぶり6枚目となるアルバム『Reputation』を発売。発売初日に全米で70万枚以上の売上を突破し、その後も順調に売り上げを伸ばしていて、このままいけば「2017年最も売れたアルバム」の栄光に輝くと予測。公私において常に注目を集めるテイラー。快進撃は、まだまだ続きそう!