2023年3月17日(現地時間)にアメリカ・アリゾナ州からスタートした、テイラー・スウィフトのワールドツアー「The Eras Tour」。先日同ツアーに参戦し、テレビ局のインタビューに応じたあるファンの装いが世界中で話題に!

2018年行われたスタジアムツアー「Reputation Stadium Tour」から、約4年半ぶりの開催となった「The Eras Tour」。現在はアメリカ公演の真っ只中で、その後は中南米、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアで開催することが決定しており、来日公演は2024年2月7日(水)〜2月10日(土)で行われ、すでにチケットの販売も開始している。

taylor swift the eras tour cincinnati, oh
Taylor Hill/TAS23//Getty Images

6月30日と7月1日(現地時間)には、アメリカ・オハイオ州のペイコー・スタジアムにて2日間のライブを行ったテイラー。<WKRC>が報じたところによると、前日の29日からオフィシャルグッズトラックのオープンを待ちわびて、数千人もの人が列をなしていたそう。午前10時のオープンにもかかわらず、なかには28日の21時から並んでいた人もいたとのこと。

歴史的なライブに世界中から注目が集まるなか、テイラーのスポットライトを奪いかねないほど話題になったのが、匿名で<WKRC>のインタビューに応じた一人のスウィフティーズ(ファンの愛称)の姿。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

頭から毛布をかぶり、その上からサングラスをかけた装いは、テイラーの「アンチ・ヒーロー(Anti-Hero)」のMVに登場するゴーストを真似ているよう。これまでにテイラーが披露した衣装を再現するスウィフティーズもいるなか、なぜこの装いかというと…仮病で仕事を休んだため正体を隠しているとのこと。

ライブのために病欠の電話を職場に入れたものの、万が一カメラにとらえられたときのために、ゴーストのコスチュームに身を包んだ計画的なスウィフティーズ。ケンタッキー州ルイビルから車を走らせ、29日の午前2時45分からグッズ販売の列に並んでいたそう。彼女は娘のミドルネームを“テイラー”にするか悩んだことがあるほどの熱いファンで、今回はその11歳の娘を初めてテイラーのライブに連れていくためにペイコー・スタジアムを訪れたという。

METRO> によると、変装しながらもインタビューに答えるというリスキーな行動に出たスウィフティーズに対し、このような声が寄せられたそう。

「こんなに爆笑したのは初めて。サングラスなんて絶対かける必要ないのに、すごく似合っている。彼女が誰だか知らないけれど、私は好き」
「ライブのチケットを手に入れたばかりなんだけど、もし休みをもらえなかったら同じことをしようと思ってる」

ライブのために仕事を休み、万が一のためテイラーにちなんだ変装をしたスウィフティーズ。ここまで世界中で話題になってしまった今、仮病で休んでいたのがバレていないことを願いたい…!