2022年5月に上映されて、世界的大ヒットを記録した『トップガン マーヴェリック』。1986年に公開された第一作目から36年の時を経て実現した続編は、トム・クルーズ演じる主人公のマーヴェリックとヴァル・キルマー演じる旧友のアイスマンが再共演したことでも話題に。トムにとってもそんな2人の再会は、とても感動的だったといいます。
2月24日（現地時間）、トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ！』に登場したトム。番組中でトムは、2014年に喉頭がんと診断され、闘病生活を送っていたヴァルと同作で再会したことについて「とても感動的だった」と語り、彼へ賛辞を送りました。
「ヴァルとは何十年もの付き合いで、彼が戻ってきてあのキャラクターを演じてくれるとは…。彼はとても実力のある俳優だから、すぐに役に入っていました」
またトムは、作中でマーヴェリックがアイスマンに極秘かつ危険なミッションにどう対処するかアドバイスを求める場面を撮影する際、現場で泣いてしまったことも告白しました。
「そこにはアイスマンがいました。僕は泣いてしまったんです。感情が高まってしまいました。彼はとても素晴らしい俳優。演技も大好きです」
これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Tom Cruise on Doing Incredibly Dangerous Stunts, Mission Impossible & Top Gun with Val Kilmer
お互い俳優として尊敬しあっている二人。昨年7月にヴァルは、トムの60歳の誕生日を祝うメッセージをツイッターに投稿しています。
トムもまた昨年5月の＜PEOPLE＞誌のインタビューで、続編の撮影でヴァルと再会するのは「特別な気分」だと語りました。
「彼の作品と才能をずっと賞賛してきました。私たちは会うと、いつも笑い出すんです。彼が戻ってきたことは特別なことでした。僕にとって大きな意味があったんです」
アイスマンという役に、自身と同じような状況を反映させることで見事にスクリーンにカムバックしたヴァル。再びその役を演じることは「長い間行方不明だった友人に再会したようなもの」だったといいます。
「30年以上経った今でもキャラクターは決して消えることはありません。冷凍庫の中で生き続けています。......ダジャレ※になっちゃったね（笑）」
※役名の「アイスマン」にかけて。
3月12日（現地時間）に開催される第95回アカデミー賞で、作品賞を含む6部門にノミネートされている同作。トムとヴァルの共演シーンが、作品に深みを与えたのかもしれませんね！
