ドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』で主演を務め、ゴールデングローブ賞を受賞した女優ジーナ・ロドリゲス(38歳)。彼女は自己免疫疾患の一つである橋本病を患っており、その影響で体型が安定しないことを明かしている。

そんなジーナが、自己肯定感を高めるために実践しているセルフケア術とは…?

自己免疫疾患による、体への悩み

『The O.C.』で知られる女優のレイチェル・ビルソンがホストを務めるポッドキャスト「Broad Ideas with Rachel Bilson」に出演したジーナ。お互いに大ファンだという女優同士の会話が盛り上がっていたなかで、体型の話題に。

レイチェルが「ジーナの体って素敵だよね」と語りかけると、ジーナは自分の体について悩んでいた時期があったことを告白。

「常に今のような体型だったわけではないんです。それに橋本病を患っていて、強い体というわけでもなくて。実は、長年にわたって体重を増やさないようにと努力するのが辛かった。病気で代謝は低下するし、身体が必要としているホルモンが十分に作られない。自分の身体とコミュニケーションが取れないような感覚になるんです」
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シャワー中にできる「自己肯定感」の高め方

その後、ポッドキャストの共同ホストである女優オリヴィア・アレンの「身体に語りかける言葉によって体型が変わる」という発言にジーナは共感を示し、自分が行ってきた「自己肯定感を上げるための方法」をシェア。

「実は、4~5年前からシャワー中に、体に話しかけているんです。洗いながら『愛してる』って声をかけています。たとえば、『ひじ、愛してる。おっぱいも愛してる。首、愛してるよ』なんてね。感謝しながら、自分の体に触れるんです」
「そうすることで、太ったり痩せたりする自分の体への向き合い方が大きく変わりました。この体は、健康的なんだって考えられるようになったから。生理中には、体を守るためにちょっと太るところとかもね」
「社会的に“美しい”と言われている体型とは違っていても、私は自分の身体を愛しています」

また、生まれつきのあざを隠さない理由についても言及。

「太ももに生まれつきのあざがあるんですが、ハートのような形をしていて。他人からは、欠点に見えるようなんです。ドラマの撮影でも『メイクで隠しましょう』と言われることがあったんですが、私は『いいんです、これは生まれつきのものだから!』と断っていました」

自身が10代だった頃と比べ、セルフケアやセルフラブについて話すことが普通になってきている昨今について「素晴らしい時代」と話しているジーナ。自身の発信によって、体について悩みやすい若い世代に良い影響を与えることができることに喜びを感じているという。