旧チェコスロヴァキア出身で「東欧初のスーパーモデル」として知られているポーリーナ・ポリスコワ。ポーリーナはInstagramで年齢に対する考えやセルフラブの大切さについて度々シェアし、話題を集めています。

そんな彼女が語ったのは、「人と比べてしまうこと」について。自分自身の過去の経験や、対処法としてポーリーナが常に意識していることとは――。

6月3日(現地時間)、ポーリーナは黒のハイヒールと、白のレースのショーツだけの姿をInstagramに投稿。これまで多くのポジティブなメッセージを発信してきた彼女でも、自分と人を比べてしまうことがあるそう。

「私たち人間は、他者と比べるようにできているって知っていましたか? 人と比べてしまうことは避けられないかもしれない。でも比較したときの自分の反応をコントロールすることならできます」
「私は57歳の女性として、人生をやり直しています。私も、自分を同じ年齢の女性たちと比べてしまうことがあります。自分がいい意味で目立っている時には良く思えるけれど、そうでないときには羞恥心を感じてしまっていました」
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ポーリーナは、羞恥心から自分を“完璧でない”と思った過去や、その相手に対して攻撃的な気持ちを持ったこともあると正直な心の揺れ動きを告白。

一方で、今ではこうしたネガティブな感情を持ったときには、視点を変えるように意識しているそう。

「内向きで自己中心的な羞恥心や嫉妬心への解毒剤は、共感です。周りに対して、精神的な寛大さを持つことが大切なんです」
「『彼女ほど若くみえない、お金持ちじゃない、可愛くない、成功していない、愛されてない』と、誰かと自分を比較していることに気づいたら、自分を良い影響を与えてくれていると思い直せばいい。攻撃するのではなく、祝福し、賞賛すればいい。それこそが、誰にとっても良い方法です」

最後に自分の体との向き合い方についても明かしたポーリーナ。

「みんなへ。私の腹筋が良く映っているかもしれませんが、下腹部には、二人の子どもを産み、年齢と共にできたシワがあります。そして私は、これをセクシーだと思うことにしました。綺麗に整えられたベッドではなくて、しわくちゃのシルクのシーツみたいだから。愛の歴史が刻まれています」

SNSの普及から、一見すると“完璧”そうに見える写真などから、人と比べてしまうことに悩んでいる人も多い現代。ポーリーナのメッセージから学ぶことがあるかもしれません。

※この翻訳は抄訳です。
Translation: Haruka Thiel
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