テスラをはじめとする多数の企業のCEOで世界屈指の億万長者である、イーロン・マスク。彼の母親であるメイ・マスクは、50年近く前からモデルとして活躍をしてきたことでも知られている。そんなメイが、74歳で「スポーツ・イラストレイテッド誌(以下SI)」の水着特集号で表紙を飾ったことが話題に。

10代からモデルとして活動

今年のMETガラに、息子イーロンの同伴相手として参加したばかりのメイ・マスク。15歳からモデルとして活躍する彼女は、「イーロンよりもはるか昔から有名だった」と語るほど。3人の子を持つ母親となってからも、栄養士と並行してモデルは続けてきたという。

最近では、ビヨンセのミュージックビデオに出演したほか、有名コスメブランドに最年長モデルとして起用されるなど、年齢を重ねながらその活躍の幅を広げている。

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水着特集号の表紙に最年長で抜擢!

そんなメイ・マスクが表紙を飾ったのは、人気雑誌<スポーツ・イラストレイテッド誌>の水着特集号。同誌での表紙モデルとしては最年長である74歳での起用となったことが話題に。

インタビューに応じたメイは、水着姿での表紙起用について自身の想いを告白。

「歳を重ねた女性たちの水着姿も美しいものである、という考えをSIが持ってくれているという事実がとても幸せに感じます。このことは、私たちだけではなく若い女性たちにも、何歳になっても輝きつづけられるという希望を与えるはずです」

Page Six>のインタビューにメイが答えたところによれば、着用した水着は、100種類ほどの中から好きなものを選んだという。

「メイクルームから出たとき、みんなが『すごくいいね』と言っていました。(中略)女性はいつだって歳をとることを恐れていると思います。そして、年齢を重ねるごとに水着が似合わないのではないかとも考えていると思います。そんなことを気にしないで、いつだってのびのびと水着姿で歩けるということを伝えられたらと思います」

自然体の「白髪」で仕事が急増

現在は、美しい白髪が印象的なメイ。ブロンドに染め続けていたものの、50代後半で事務所から「もう仕事は来ないと思う」と言われたことをキッカケに、自然体の白髪にしたところ仕事が急増したんだそう。

「(仕事がこないのなら)髪型に気を遣う必要もないと思って、染めるのをやめたんです。事務所もやめてショートヘアにして、自分らしい最高の外見になりました。そしたら雑誌の仕事がきたり、ブランドの広告塔などの声がかかるようになったんですよ」

社会の美の基準に縛られず、 年齢を重ねながら輝き続けられることを体現したメイ・マスク。彼女の言葉通り、彼女のフィアレスな水着姿は多くの女性たちを勇気づけるはず。