Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス』への出演で知られる、ミリー・ボビー・ブラウン(18歳)。先日あるインタビューに答えた彼女は、自身の外見に対するコメントを“ネットいじめ”といい、世間からのボディシェイミング(体型批判)についても語った。

『ストレンジャー・シングス』シーズン4の配信が近づき、世間から注目を浴びるミリー。彼女は先日、<Glamour>とのインタビューで「名声は求めていなかった」と語り、そのなかでも特に自身の“体”への注目がなによりも高いことを指摘した。

「大変だなと感じたのは、多くを語ると私の体やパーソナリティを批判してくる人がいたことです。私はそんなことを望んでいません。彼らがやっていることは、ネットいじめです」

また、俳優としての経験を「クレイジーな旅」と呼び、世間の注目を浴びながら成長してきた当時の自分へ、このようなアドバイスを送りたいとも明かした。

「『踏ん張って』って言いたい。私はクレイジーな旅に出るけど、周りの人の意見じゃなくて、どんなときも“自分”を絶対に忘れないで。彼らは私の人生に現れては消え、ポジティブにもネガティブにも影響を与えてくる。でも、しがみつくべきは自分だけ。だから自分を失わないで」

「特に若いうちは、この業界の影響を受けやすいんです。実際に私がそうだったから」

実は、ミリーが批判に対してコメントしたのは今回が初めてではない。2020年、当時16歳だった彼女は、自身のSNSを使って世間やマスコミからの扱いに対して反撃したことも。

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「不正確な発言に不適切なコメント、性的対象と見られること、そして不必要な侮辱に苛立ち、最終的にこれらは私に苦痛と不安をもたらしました」

「このビデオを通して、記事の見出しや無数のカメラのフラッシュの裏で起こっていることを伝えられたらと思います」

【18歳をお祝いしてInstagramにアップした写真】

さらに最近では、18歳を迎えてから世間からの扱いに変化があって、より性的対象として見られるようになり、批判や反応がエスカレートしているとも語っている

2月のミリーの誕生日を前に、ネットでは18歳になるまでをカウントダウンした不適切な掲示板(ミリーが18歳になったら性的な写真を公開するというスレッド)が出現。

ミリーはこの出来事を受けて、ポッドキャスト『Guilty Ferminist』に出演した際に「12歳の頃から世間の目にさらされている」とコメントしている。

「私が成人したときの人々の行動、そしてマスコミやSNSでの反応は明らかにこれまでと違いました。本当に気持ち悪かったです」

たとえセレブであっても、みな同じ一人の人間。「特定されないだろう」「自分の声なんて本人に届かないだろう」というような安易な気持ちで心ないコメントや投稿をする前に、しっかりと考えてほしい――。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARISA ISHIMOTO

COSMOPOLITAN UK