男性ストリップの世界を描いた、チャニング・テイタム主演の大ヒット映画『マジック・マイク』。2015年に公開された第2弾『マジック・マイクXXL』以来、ついにファン待望の第3弾の製作が決定され、引き続きチャニングの出演が発表されました。
しかし、そんなチャニングが第3弾のオファーを断ろうとしていたという複雑な心境を告白。その背景には、非現実的なボディイメージを作り上げるまでの苦悩が関係しているという。
チャニングと言えば、2012年の『ピープル』誌による「最もセクシーな男性」に選出された人気俳優。
『マジック・マイク』シリーズをはじめ、これまで数多くの作品を通して“肉体美”を披露し、すっかり“肉体派”俳優としての地位を確立してきました。
しかし、米人気トーク番組『ケリー・クラークソンショー』に出演した際、司会のケリーから『マジック・マイク』について話を振られると、会場のスクリーンには次のような上半身裸のチャニングの写真が映し出され、定着した自身のイメージによって「苦労することがある」とし、第3弾のオファーを受けたときの率直な気持ちを告白。
「実は、再びこのような体に鍛え上げないといけないのが、第3弾のオファーを断りかけた理由なのかもしれません」
続けて、同シリーズでこれまで披露した肉体は「リアルなものではない」とし、男性の非現実的なボディイメージやステレオタイプに加担してしまっていると語りました。
「この体型を築き上げるのは、正直大変です。たとえ筋トレが成功したとしても、これは不自然ですし、飢えるまで自分を追い込むのは健康的だとは思いません」
そんなチャニングは現在41歳で、仕事としてフルタイムでワークアウトをしていたとしても、体型を維持し続けることはほとんど不可能だと指摘。
「9時から17時まで会社で働いているサラリーマンたちが、どうやって体型を維持しているのかわかりません。実際、筋トレは僕のフルタイムの仕事ですが、それでも大変です」
チャニングはまた、同作に向けたシックスパックの腹筋を鍛え上げるには、約2カ月間もの厳しいトレーニングとダイエットが必要だと告白。しかし、通常のルーティンに戻せばたった数日で体型は元に戻るようで、「これは間違いなく不健康です」と語りました。
俳優たちの心身の健康を第一優先に、『マジック・マイク』第3弾の完成を楽しみに待ちたいところ。
※この翻訳は抄訳です。
Translation：YUUMI IKEUCHI
COSMOPOLITAN
