スパイダーマンシリーズの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がアメリカを始めとした各国で2021年12月に公開され、日本では2022年1月7日に待望のリリース。「シリーズ最高傑作」とも名高い本作は、シリーズ過去作へのオマージュが大きなテーマでもあります。

本記事では、過去のシリーズでスパイダーマン役を演じたトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが明らかにした、新作出演に秘めた想いをお届けします。

※本記事はネタバレを含みます。


【INDEX】


新旧3人のピーター・パーカーが登場

最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジによってマルチユニバースが開かれ、グリーン・ゴブリン、ドック・オク、サンドマン、リザード、エレクトロなど、過去シリーズのヴィランたちが登場することが公開前から話題となりました。

そして、本編の公開まで明らかとなっていなかったのが、2002年から2007年の3作にかけてピーター・パーカーを演じたトビー・マグワイアと、2012年から2014年の2作にかけて同役を演じたアンドリュー・ガーフィールドがカメオ出演すること!

新旧3人のピーター・パーカーが揃うというビッグサプライズがファンたちを沸かせましたが、実は二人の出演は撮影開始前から一部のファンの間で囁かれていたため、世間にバレないように細心の注意を払う必要があったのだとか。

トビーが出演を決めた理由

サム・ライミ監督版の『スパイダーマン』シリーズに出演したトビーは、<Deadline>でのインタビューで、プロデューサーであるケヴィン・ファイギとエイミー・パスカルがカメオ出演の提案を持ちかけてきた際に感じたことを振り返りました。

「ケヴィンとエイミーと話したとき、シリーズに対する愛やリスペクト、そしてカメオ出演が何を意味しているのか、どのような意義があるのかが明確でした」
「それを具現化しようという製作陣の本気の思いを見て、一緒にやってみたいと感じたんです」
tobey maguire in spider man
Sony

トムやアンドリューが演じるピーター・パーカーのファンだとも語りながら、実際に最新作で共演したことで、「大切なものを共有する兄弟のような感覚を持てて、感動したしありがたかった」と語りました。

アンドリューが出演を決めた理由

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに出演したアンドリューは、カメオ出演をするにあたって絶対的な条件があったと語ります。

それは、「トビーが出演すること」。

「トビーの決断を、ただ待ってたんです。トビーが出演すると決めたら、僕には選択の余地はないと感じました」

「トビーと一緒なら地球の果てまで行ける」と冗談を言いながらも、カメオ出演することでトム版ピーター・パーカーに与える意義を強く感じたとも説明します。

「急に現れてあいさつして、さよならという感じではないことが重要でした。トビーと僕が演じたピーターの存在が、トムのピーターがあるべき姿を悟る手助けをするんです」

アンドリューもトビー同様、3人の「兄弟」のような関係性が本作のストーリーの美しさの要因となっていると話しました。


最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をこれから観る人は、ティッシュをお忘れなく!

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

Digital Spy 1

Digital Spy 2