現地時間1月6日(水)、アメリカ大統領選挙でバイデン氏が当選したことに反発したトランプ大統領の支持者らが、首都ワシントンD.C.の連邦議会議事堂前に集まり、大規模なデモ集会を開いた。大統領選の投票結果を認定するために、上下両院合同会議が開かれた直後、暴徒化した人々は議事堂内に突撃。建物の中は前代未聞の混乱の場と化すことに。

Twitter上で今回の大統領選の不正を指摘し、自身が当選したものだと発信していたトランプ大統領は、これを受けてデモ隊へ収束を呼び掛けたものの、結果的には死者4名が出るまでの事態に。異例の状況を見かねたセレブたちも、次々と自身のSNSにコメントを綴った。

P!NK

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「アメリカ国民として、2人の退役軍人の娘として、またもう1人の軍人の姉妹として、ワシントンで起こっていることを恥ずかしく思います。愛国心のない臆病者たちが洗脳されてしまっている。今日はアメリカにとって悲しい日です」

カーリー・クロス

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「合法的な民主的選挙の結果を受け入れることは愛国的。それを拒否して、暴力を扇動することは反米的」

サラ・ジェシカ・パーカー

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「想像を絶し、不名誉で、衝撃的な出来事。けれども驚きはしなかった。多くの負うべき責任がある。誰のことかは分かっているでしょう。あなたは暴力的で分裂的、そして冷酷な人々を野放しにした、言い訳ばかりの臆病者。彼やあなたたちはこの国のリーダーでもなんでもない。私たちはこの国を再構築する。あなたたちは勝手に自分の人生を生きて」

セレーナ・ゴメス

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「今日起きたことは、本来であれば人々を団結させて、コミュニティを作るために使われるべきプラットフォームを、心の中に“ヘイト”を抱えた人々に使わせてしまったことが招いたことです。あなたたちはアメリカ国民を失望させました。この問題を解決して、前進してくれることを望みます」(Facebook、Instagram、Twitter、Google社とその代表へ宛てて)

カーディー・B

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「州兵はどこに行ったの?」

クリス・エヴァンス

「(デモに参加したのが)白人でなかったら、大惨事になっていたはず」

バイデン次期大統領

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「議事堂に乱入したのが、もしもBLM(#Black Lives Matter、黒人の命も大切)デモ参加者だったら、全く違った扱いを受けていただろう。これは事実であり、容認することはできない」

世界中でニュースとなった今回のデモの様子は、昨年のBLM運動の参加者への対応と比較しても、大きな議論を呼んでいる。また、かねてから攻撃的な主張をSNSを通して行っていたトランプ大統領は、TwitterやFacebook社から一時的にアカウント停止の処置をとられることになった。