9月1日(現地時間)に発売が予定されている、 『Melania and Me: The Rise and Fall of My Friendship with the First Lady(メラニアと私:ファーストレディとの山あり谷ありな友情物語/※原題を抄訳)』。メラニア夫人を古くから知る元友人が執筆した同書では、義娘で大統領補佐官も務めるイヴァンカ・トランプとメラニア夫人の不仲についても明かされているという。

“暴露本”を執筆したのは、 メラニア夫人の元上級顧問であり、昔からの友人だと主張するステファニー・ウィンストン・ウォルコフ。

同書のメインのテーマはメラニア夫人との友情や裏切りであるようだけれど、発売前から注目を集めている理由は、トランプ米大統領と義娘のイヴァンカとの諍いについて綴られているとされているから。

著者のステファニーは、メラニア夫人が「辛辣で軽蔑的な言葉」で二人を非難している際の音声データを所有していると話し、具体的な内容については本の中で明かしているという。

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Patrick McMullan//Getty Images
左から、デイヴィット・ウィンコフ、著者のステファニー・ウィンストン・ウォルコフ、メラニア夫人、トランプ大統領

現在公開されている、書籍概要からの抜粋がこちら。

『ヴォーグ』誌の元スペシャル・イベント・ディレクターであり、9つの伝説的なメット・ガラのプロデューサーを務めたステファニー・ウィンストン・ウォルコフは、2003年にメラニア・クナウスと出会い、ドナルド・トランプの当時の恋人として、原石からダイヤモンドへと磨かれていく様子を一番近くで見守ってきました。
2016年の大統領選でトランプ氏が勝利した後、ウォルコフは第58回大統領就任式のプロデュースを手伝い、ファーストレディが信頼を寄せるアドバイザーとして採用されました。メラニアはウォルコフに、彼女のスタッフの雇用、イベントの企画、スピーチ執筆の手助け、そして彼女がイニシアチブをとることを任せました。
その後、就任式の資金調達が不正に行われたことが発覚。ウォルコフが不正に問われたことで、関係が終焉を迎えます。無実の親友であるウォルコフを守ることもできたメラニアは、誰が本当の責任を負うべきかを十分に知っておきながら、トランプ大統領の肩を持ったのです。そのときこそ、裏切りがウォルコフを滅ぼした瞬間です」

11月に大統領選を控えるアメリカで、再選を目指すトランプ大統領のサポートに勤しむメラニア夫人。9月1日に予定されている出版後に世間から一体どんな反応があるのか見守りたい。