映画『グレイテスト・ショーマン』や『レ・ミゼラブル』、『ウルヴァリン』など、数々のヒット作への出演で知られる、俳優ヒュー・ジャックマン(51歳)。 子煩悩なことでも知られている彼は、新型コロナウイルスによるパンデミックが続く中で、子どもたちのために半年間の休暇を取得することを決意したという。

2人の子どもたちとともに、ニューヨークに構える自宅で隔離生活を送っているヒューと妻のデボラ・リー・ファーネス。マスクをつけて犬を散歩している姿が度々目撃されている夫妻は、近所の人たちと話すことが多くなったと、オーストラリアのメディア<Who>に語っている。

「人々はより多くの時間を持てるようになったと思うし、私の中の楽観主義者は、それが続くことを望んでいる。これが終わった頃には、コミュニティに共同体意識が芽生えるだろうね」
celebrity sightings in new york city   april 15, 2020
Gotham//Getty Images

一方で、現在の状況が息子オスカー君(19歳)と娘エヴァちゃん(14歳)の成長に悪影響を与えているのではないかと懸念しているよう。

「自分のことは心配していないけれど、今は子どもたちのことが気がかりなんだ」
「子どもたちのメンタルヘルスはもちろん、学校に通えないこと、友達と一緒にいられないこと、そしてこの状況に混乱していることが心配だよ」

さらにヒューは、現在のニューヨークを「世界滅亡後を描いたフィクション映画」みたいだと例え、かつてにぎやかだった街が「静かで奇妙なほど空っぽ」だとも証言。

そんな街で共に暮らす家族の健康を心配した彼は半年間の休業を決意し、さらに瞑想を毎日の習慣として取り入れることによって、ルーティンのある日常生活を維持しようと努めているんだそう。

hugh jackman visits disneyland
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2009年に撮影された家族写真

家族を思いやって大きな決断を下したヒュー・ジャックマン。こんなパパがいたら、子どもたちもきっと頼もしいはず。