自らプロデュースする「Kylie Cosmetics」が大成功をおさめ、アメリカ史上最年少の「self-made billionaire(自力億万長者)」として『フォーブス』の表紙を飾ったカイリー・ジェンナー。彼女のトレードマークといえば“ぷっくり唇”で、そのイメージも手伝って「Kylie Cosmetics」のリップキットは大ヒット商品に! そんな彼女の唇にとある変化が!?

幼少期からリアリティショーに出演せざるを得ない環境で育ってきたカイリーは、視聴者に見守られながら成長してきた。そのため、彼女が16歳の頃に唇が分厚くなるやいなや、整形手術を噂されるように。当時は「メイクの効果よ、唇のことばかり聞かないで」と整形を否定してきたカイリー。ところが一年以上経過した頃、姉のクロエに促されたことで、ついにリップフィラーを受けたことを告白。

カイリーが整形に踏み切った理由は、中学生の頃にキスした男の子に「唇は薄いけど、キスは上手だね」と言われたのがキッカケだったそうで、それ以降ずっと「この唇だったら誰もキスしたいと思ってくれない」と、唇がコンプレックスだったんだそう。

カイリー・ジェンナーpinterest
Getty Images
2004年のカイリー・ジェンナー。

リップフィラーを入れることで自信を取り戻したカイリーは、唇を強調するマットなリップを好むようになり、さらに「Kylie Cosmetics」でリップキットをプロデュースするとたちまち大ヒット! Instagramにはカイリーから影響を受けたインフルエンサーがあふれ、ぷっくり唇のアイコン的存在に。

そんなカイリー、実は最近になってトレードマークを封印することにしたよう。その証拠写真がコチラ。

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整形前の薄い唇にかなり近づきつつあるカイリー。キャプションでは特に触れていなかったけものの、その変化に気づいたファンからの「理由は分からないけど、昔のカイリーが戻ってきたみたい」というコメントに対し、「フィラー(詰めもの)を全部なくしたのよ」と自ら返答。

Snapchatに投稿された動画からも、その変化が感じられるほど!

この自然な唇はファンだけでなく、セレブの間でも評判が良く、ヘイリー・ボールドウィンは「とっても美しい」とコメントし、姉のクロエは炎の絵文字でコメント。セレブのメイクアップアーティストたちも「かわいい」などと絶賛している。

Us Magazine>によれば、カイリーがリップフィラーを取り除くことを決断したのは数ヶ月前のこと。メンテナンスでリップフィラーを入れる代わりに、フィラーを溶かす成分を注射してもらったんだそう。また、<Daily Mail>に話した美容整形の医師によると、「無くそうと思えば、入れたリップフィラーは一度に取り除くことができる」のだそう。しかし、カイリーは一気に唇を小さくするのではなく、目立たないように時間をかけて溶かす方法を取ったとか。

では、なぜカイリーはぷっくり唇をやめてしまったのか。<ET>に語った関係者によれば、これは妊娠中の心境の変化が影響しているよう。

「妊娠していた頃のカイリーは、リップフィラーやメイクを控えてたんです。その自然な姿をカイリー自身がとても気に入ったんです」
「ストーミが生まれてからはリラックスしているし、とても自然になりました。ある意味、以前よりも柔らかくなりました。もちろん、変わらず多忙ですが、娘を最優先するようになったことで、彼女自身にあまり時間を使わなくなりました。元からあまりオシャレが好きではなかったので、着心地の良いTシャツやパンツを着ることで自分らしさを感じられているようです」と、<People>に語った関係者も。

妊娠、そして出産という人生の大きなターニングポイントが、ライフスタイルに変化をもたらしたカイリー。自然体な彼女は、心なしか以前より幸せそうに見える気も! 絶大な影響力を持つ彼女の決断が、今後メイクトレンドやインフルエンサーたちにどう変化を与えるのかが気になるところ!