おしゃれ最前線をリード！今最もスタイリッシュな「2世セレブ」11人

2000年代初頭のパーティシーンを牽引した元祖2世セレブ、パリス・ヒルトン。彼女が生み出した素晴らしいトレンドの数々は、Y2Kと90年代ファッションが復活した今、時を超えて再び注目を集めています。

長年愛されているパリスのルックには、ベロアのトラックスーツ、デニム・オン・デニム、ラインストーン＆キラキラ、そしてたくさんのピンクアイテムがあります。

最近の彼女のスタイルは、より洗練されたプロフェッショナルなシルエットへと進化していますが、彼女の特徴である華やかさ、きらめき、輝きは決して失われていません。

ニコール・リッチーはパリスと同じく、2000年代初頭のトレンドセッターであり、この時代のItガールで、元祖インフルエンサー。

当時の彼女のファッションは、たくさんのラインストーン、デニム、ホットピンクを取り入れたスタイルで知られています。その後は、爽やかでエキセントリックな雰囲気のある、熟練したファッションに進化。もちろん、それでもアイコニックであることに変わりはありません。

ニコールは＜ハーパース・バザー＞誌に対し、「私自身が成長するにつれて、常に完全な自分でありたいという欲求が変化しました。（中略）今は、トレンドや特定のルックを着こなすことよりも、服を通して自己表現することにフォーカスしています」と語っています。

ニコール・リッチーの妹であり、今をときめくItガールのソフィア・リッチーは、クワイエット・ラグジュアリー（控えめなラグジュアリー）のトレンドを新たなレベルへと引き上げました。

ますます影響力を増している彼女のスタイルは、タイムレスでクラシックな着こなしが特徴。それをミニマルなメイクとシンプルなアクセサリーで引き立てています。

控えめなアンサンブルは一見するととても簡単で、誰でも真似できそうに見えるもの。しかし、実際は一つひとつが完璧で洗練されたカスタムメイドアイテム。そしてもちろん、それらはデザイナーズブランドのものなのです。

時代を代表するトレンドセッターやセレブに囲まれて育ったヘイリー・ビーバーは、常にファッションシーンの最先端を走り続けてきました。そして今、彼女はモダンなストリートスタイルと“クリーンガール”の美学の両方を牽引しています。

モデルとして活躍するヘイリーは、オーバーサイズのジャケット、バギーパンツ、オールバックのお団子ヘア、そして最近はバミューダパンツの復活など、旬なファッショントレンドの数々をシックにアレンジして取り入れています。

さらに、「グレイズド・ドーナツ・ネイル」をはじめとする独自のメインストリームスタイルを確立し、ローライズのバギースウェットパンツに厚底のダッドスニーカーを合わせるなど、アスレジャースタイルの流行にも貢献しています。

ジジ・ハディッドの妹であるベラ・ハディッドは、「アディダス」のスニーカー“サンバ”やローファー×ソックス、ヴィンテージアイテムの重ね着、ニット帽など、いくつものトレンドを生み出した正真正銘のトレンドセッター。

オフの日のカジュアルルックに関しては、様々な色や柄、素材を惜しみなく取り入れているよう。チェックをはじめ、柄物のニット、フレームレスのティントサングラスなど、90年代風のアイテムを身に着ける姿が頻繁にキャッチされています。

ベラ独自の着こなしは、最近「Is it a fit or is it just Bella Hadid? （このルックが魅力的なのか、それともベラ・ハディッドが着ているから素敵に見えるのか？）」という論争を巻き起こすほど。

一見ランダムな組み合わせに見える彼女のファッションは、「内面からにじみ出る美しさ」という哲学に基づいています。ベラは以前＜ハーパース・バザー＞誌の取材で、「内面の美しさを表現するためには、愛と思いやりを持つことが大切です」と述べていました。

リリー＝ローズ・デップには、どんなに地味な装いでも非常にシックに見える“言葉では言い表せない魅力”があります。これは、シンプルでありながら洗練さとセンスが香る、パリジェンヌファッションを体現するうえで大きな役割を担っているもよう。

このセンスは、母がフランス人シンガーでモデルのヴァネッサ・パラディであることも当然影響しています。彼女は以前「私のファッションアイコンは、母とキャリー・ブラッドショー（サラ・ジェシカ・パーカー扮する『SATC』シリーズの主人公）。あとはブリジット・バルドーやジェーン・バーキンのようにクールなフランスのItガールたちよ」と語っていました。

スーパーモデルのシンディ・クロフォードを母にもつカイア・ガーバーは、誰もが憧れるワードローブやファッションに囲まれて育ち、その影響は彼女のクールガールスタイルに見事に反映されています。

カイアは、ビジネスシックなストリートウェアからグラマラスなレッドカーペットドレスまで、クリーンなルックと洗練された着こなしで私たちを楽しませてくれます。

また、横長シルエットのサングラス、リブタンクトップ、オーバーサイズスウェット、「アディダス」の“サンバ”など、数多くのビッグトレンドを後押ししてきました。

ゾーイ・クラヴィッツのパーソナルファッションの魅力は、そのスタイルの幅広さと、完全にエフォートレスに見えるところにあります。

彼女は、ルーズフィットなグランジルックをまとうこともあれば、レッドカーペットでグラマラスなドレスに身を包み、スポットライトを浴びていることもあります（2021年のMETガラで着用していた、「サンローラン」のネイキッドドレスなどが好例）。

以前「セクシーさとは、いちいち気にしないこと」と語ったゾーイ。カジュアルでもフォーマルでも、彼女のルックは自由奔放なその性格を表しています。

モデルのロリは、TV司会者でコメディアンのスティーブ・ハーヴィーのツテでファッション界に足を踏み入れ、長い年月をかけて業界での多くの人脈と羨ましい限りのワードローブ（レース、ベロア、レザーをふんだんに使ったワードローブや、ヴィンテージアイテムのコレクション）を手に入れました。

ロリのスタイルは影響力が大きく、何万人ものフォロワーに向けて彼女の全ルックを紹介するInstagramのファンアカウントが存在するほど。

スーパーモデルのケンダル・ジェンナーは、ランウェイ以外でも洗練された控えめなパーソナルスタイルで名を馳せてきました。

リブタンクトップやストレートデニムといったベーシックなアイテムをエレガントに着こなすだけでなく、近年の彼女のルックはルーズフィットなスウェットのセットアップからボディコンシャスなカクテルドレスまでと、とても幅広いものとなっています。

さらに、シアーなメッシュ素材をふんだんに取り入れたルックも多く披露しているもよう。

ビューティ業界の大御所で、「ジャン＝ポール・ゴルチエ」のミューズを務めるカイリー・ジェンナーは、スーパーモデルの姉ケンダルと同じく、ハイファッションラバーとして知られています。

ファッションショーには招待客としてもモデルとしても参加しており、2023年のパリコレでは、「スキャパレリ」のショーでランウェイを歩くイリーナ・シェイクと同じライオンドレスを着用していたことで話題を呼ぶなど、ネット上でバズることもしばしば。

カイリーは自身のシグネチャーである体にぴったりとフィットするデイリーウェアでも知られており、その代表的な例として、セクシーなコルセットやシアーなアイテム、リトル・ブラック・ドレスなどが挙げられます。

最近のパリ旅行では、グラマラスな黒のホルターネックドレスや、マリリン・モンロー風の白いミディドレス、洗練されたモノトーンドレスなど、よりセクシーに格上げされたルックで注目を集めました。

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