ハリウッドにおける格差問題に取り組むジェシカ・チャスティン。ハリウッド映画に登場するヌードシーンに対して不快感を感じているもよう。

エンタメサイト<ヴァルチャー>に対し、「ヌードシーンに不満があるわけではない。私が愛してやまないヨーロッパ映画にもヌードシーンは登場する。でもハリウッド映画に出てくるヌードシーンにはどうも納得がいかない」「その理由がやっとわかったの。それは、その役を演じる人が自分の意志でヌードになったわけではないから。無理やり強要されたのが分かるから、被害者を見ているような気分になってしまう」とコメント。

さらに、そうしたシーンを披露することで「観客にヌードシーンを撮影するため、役者に服を脱がせるのが普通であると思わせてしまう」けれど、「私はそれが普通だとは思わない」と語った。

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そして、「すべての役者が自分で選び、自分で決めることができれば、映画業界はもっと楽しくなると思う。男性のヌードや女性のヌードなど、人間が持つ自然な美しさは大好き。それを表現することには大賛成なの。でもその人自身の決断でなければ、あまり意味はない」と説明。ヌードシーンが当たり前のように登場するハリウッド映画だけれど、その役を演じる役者の気持ちについても考えてみたくなる。これからの映画の見方が変わりそう。

この翻訳は、抄訳です。

TranslationReiko Kuwabara

FromHarper's BAZAAR UK