今年6月に乳房縮小手術を受けたことを明かし、「新しいおっぱい」としてSNSに投稿していたラッパーのニッキー・ミナージュ。これまで整形手術についてはオープンかつ前向きに発信してきたニッキーだけれど、自身の外見への捉え方が変化し、「整形前に戻りたい」とも考えていることを新たなインタビューで明かしています。

「自分の見た目が嫌いだった」

ポッドキャスト番組「Run-Through With Vogue」に出演したニッキーは、以前は「自分の写真を見ることができなかった」ほど自身の外見に批判的な目を向けていたことに言及。

「過去に出した『Dear Old Nicki』という曲があるのですが、ずっとその曲を聴くことができませんでした。理由は分からないけど、なぜか嫌な気持ちになって。他の曲でも同じような気持ちになったことがあるんですけどね。それと同じように、昔の写真を見ることができなかった。だって、自分の外見が嫌いだったから」
「有名になる前、私は細かったんです。そして、小さくて平らなお尻で。それが嫌でした。胸の高さが低いことも。色々気に入らないことがありました」

ところが今は、当時の自分を見ると「この頃に戻りたい」と感じるし、整形手術を受けたことを後悔している面もあるんだそう。

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8月には、「美しい25歳の自分。整形もウィッグもしていない」と投稿していた。

その心境の変化のきっかけとなったのは、常に注目を浴びる生活で一度自分を失ったところから、3年前に子供が誕生したことにより再び自分自身と“つながり”を感じられるようになったことが一つだという。

「息子を見ると、昔の本当の自分を思い出すんです。それで古い写真を見直すと、『どうしてこれが嫌いだったの?』、『綺麗だったな』と思いますよ」
「世の中の女の子たち。あなたは今のままでも十分に美しいんです。整形手術や体を変えようと考えることもあるかもしれません。でも、もちろん絶対とは言わないけれど、いつか振り返ったときに『あのままで良かったのにな』と思う可能性があることは伝えたいです」
「私もその1人ですから。ずっと嫌っていた昔の写真のことも、どうして嫌いだったのかと今では信じられない想いですよ」