エボニー・バンクスさんは、米テキサス州ヒューストンのアリーフ・ヘイスティングス高校に通う女子高生。現在、非常に稀なケースとされるステージ4のがんを患う彼女の夢は、「大好きなビヨンセに会うこと」。
すると今週23日(現地時間)、彼女の元にビヨンセからFaceTime経由で着信が!
ビヨンセがエボニーとFaceTime。エボニーは稀なケースのがんを患っていて、彼女の最後の願いはビヨンセに会うことだったの。
FaceTimeの画面上で、エボニーさんに向けて「I Love You(愛してる)」と優しく囁いたビヨンセ。
<People>によると、がんが見つかってからは高校での最後の年をほとんど病院で過ごし、あまり学校に通えなかったというエボニーさん。「Ebob(エボブ)」の愛称で親しまれる彼女のため、今月頭には学校側が協力し、病院で早めの卒業式を行うことに。
2017年における、我が校の最初の卒業生へ。卒業おめでとう!
このとき彼女への卒業祝いとして、友人やクラスメイトたちが思いついたのが、「#EBOBMEETSBEYONCE(エボブをビヨンセに会わせて)」というハッシュタグ。これをネット上に広めることで、エボニーさんの夢を叶える手助けができるかもしれないと思ったのだとか。
そして彼女たちの努力は実り、その夢はFaceTimeという形で実現することに。
「#EBOBMEETSBEYONCE」を広めるのに力を貸してくださった皆さん、どうもありがとう。
「ビヨンセはエボニーの偉大なるアイドルの1人で、すごく心酔してたの。だから私たちはTwitterやInstagramを使って、ビヨンセに届くよう働きかけたのよ」と地元のテレビ局に語ったのは、エボニーさんと同じ高校に通う2年生のカリーナ・グティエレスさん。
そしてこちらは、エボニーさんとの思い出を語る友人たちのメッセージを集めた動画。
エボニーさんと病との日々はこれからも続くけれど、優しい友人たちに囲まれて過ごす彼女の時間が、愛に満ち溢れたものでありますように。