第45代目の大統領がドナルド・トランプ氏に決定し、混乱の続くアメリカ。セレブたちの反応は記事で伝えた通りだけど、ネット上では4年後の大統領候補に想いを馳せることで、なんとか前向きに進もうとしている人も。
現役政治家の名前を挙げるメディアも多い中、SNSでの支持が高いのはカニエ・ウェストとミシェル・オバマ。（カニエに至ってはすでに出馬表明済み！） そこで、今話題になっている2020年の有力候補を一挙ご紹介！
【カニエ・ウェスト】
ヒップホップ アーティストで、キム・カーダシアンの夫であるカニエ・ウェスト。彼は昨年の夏に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードで2020年の大統領選出馬を表明済み。当時、現地メディアは「ありえない」と笑い話として報道していたけど、トランプ氏が当選した今となっては、カニエにだって可能性は十分あるはず…。
当のカニエはいたって本気で、「もちろん選挙に出るさ。あと5年で様々なリサーチをしなきゃね。大人になるんだ」と『ヴァニティ・フェア』誌に語ったり、ラジオ番組『BBC Radio1』では「僕は政治的見解を持っているわけじゃない。あくまで人道的に、人間らしく、真実に関しての見解を持っているだけだ」とも発言。
彼を支持するファンたちは、SNSでハッシュタグ「#kanye2020」を拡散中。
「私たちを救ってくれるのはこの人しかいない #kanye2020 #選挙の日」
「唯一の望みは#kanye2020」
「2004年に彼はヒッピホップを救った、2020年に彼はアメリカを救う #kanye2020」
【ミシェル・オバマ】
8年間、オバマ大統領を支え、立派にファーストレディーを務めあげたミシェル・オバマ。チャリティ活動や、スピーチの素晴らしさ、そして若い女性にとっての良いインスピレーションとなった功績が讃えられてる。信頼が厚く人気の高い彼女に、「ぜひ大統領選挙に出て！」と訴える国民は少なくない。
「ミシェル・オバマ、ぜひ2020年の大統領選挙に出てほしい #ミシェルを大統領に」
「ミシェル・オバマに2020年の大統領選挙運動を始めて、と頼むには早すぎる？」
『ヘイヴン』などのTVドラマで活躍する俳優のエリック・バルフォーもミシェル推し。
「ミシェル・オバマさん、もうホワイトハウスと別れを告げたかったと思うけど、4年後に大統領選に出馬してもらわないと困るよ」
【ヒラリー・クリントン】
落選後のスピーチが高く評価されたヒラリー。彼女を支持していた人たちはまだ諦めていない。
「正しいことのために戦う、それはまだ間違っていない。ヒラリー・クリントン、最高よ。#まだヒラリーを応援しています」
「あなたをサポートし、応援したことを誇りに思う。本当はヒラリーが勝つべきだった。2020年、私たちはこれまで以上に強くなって戻って来る #まだヒラリーを応援しています」
「これからずっと不安に感じなければならない。ヒラリーが諦めないでまた2020年に出馬してくれることを願っている #まだヒラリーを応援しています #LoveTrumpsHate（愛はヘイトに勝る）」
また、自らの出馬の可能性を示しているセレブ達も。
【ロン・パールマン】
「私はここ、Facebookを通して2020年の大統領選への立候補を発表します」
映画『ヘルボーイ』や『パシフィック・リム』で知られる俳優ロンはTwitterやFacebookで2020年の大統領選へ出馬するとファンへ報告。「カニエに対抗するの？」と聞かれ、「逆だよ！」と自分の方が有利だと言っているようだし、何度もTwitterで触れているから、やる気は十分みたい。
【リンジー・ローハン】
「2020年の大統領選に出馬するかもしれない。いろいろあったけど、Yes We Can、カニエ・ウェスト、やりましょう。オバマ大統領、私たちがより良い人間になるようインスパイアしてくれてありがとう」
女優でお騒がせセレブのリンジー・ローハンはカニエ・ウェストに刺激を受け、2020年に出馬する可能性を示唆。
【ケイティ・ペリー】
第42代大統領ビル・クリントンと第43代大統領ジョージ・W・ブッシュとの写真をインスタグラムへ載せ、「42、43、46?!」とコメント。ただの冗談だと思われていたけど、ヒラリー・クリントンを何ヶ月も通して熱心に応援する姿を見ていた国民の間では、「もしや本気で出馬するのでは？」と囁かれているとか。
果たして、この中から本当に大統領が誕生する日は来るのか…？ 今回の大統領選にインスパイアされて、出馬表明するセレブが今後も続きそうだし、しばらくは妄想を楽しむのもアリかも。でも、女性の活躍を応援するコスモポリタンとしては、誰かにガラスの天井を破ってほしいところ。それって、ヒラリー？ ミシェル？ ケイティ？ それとも、リンジー…？
