多くの人の予想を裏切り、世界に衝撃が走った昨日のアメリカ大統領選挙。ドナルド・トランプ氏の勝利という結果を受けて、各国では一時的に株価が暴落、現地では現在も国民による抗議デモが相次ぐなど、まだ混乱が続いている状況。
そしてもちろん、海外セレブたちも続々とSNS上でコメントを投稿! ここではその一部を見ていきましょう。
レディー・ガガ
愛が憎しみに勝る、「優しさの国」で暮らしたい。
選挙前日にはヒラリー・クリントン氏の集会でスピーチとパフォーマンスを披露したガガ様。選挙結果を受けた後、トランプ・タワーの前で「Love trumps hate.(愛は憎しみに勝る)」というプラカードを掲げる姿が。
ケイティ・ペリー
ヒラリー候補の熱烈サポーターとして、キャンペーン活動を行っていたケイティはこのように投稿。
革命のときが来るわ。
立ち上がって。
人々に力を。
私たちは沈黙したりなんかしない。「#LOVETRUMPSHATE(愛は憎しみに勝る)」
立ち止まらず、泣くのはやめて。動くのよ。私たちの国を、憎しみの国になんてさせないわ。
カイリー・ジェンナー
「世界が終わった日」
アリアナ・グランデ
涙出てきた…。
アリエル・ウィンター
アメリカは、大失敗を犯したわね。何よこれ。ひどい結果だわ。私は絶対ドナルド・トランプを大統領だなんて認めない。絶対に!
アマンダ・セイフライド
たぶんこれ以上最悪なことってないわね。
クロエ・カーダシアン
こんな終わり方ヤダ!
そして中でも特に注目を集めているのが、マイリー・サイラスが涙ながらに投稿したこちらの動画。ヒラリー候補の偉業を讃え、そして(同性婚反対派と見られている)トランプ氏に送られた彼女の力強いメッセージが、多くの国民から共感を得ているよう。
私は今も、ヒラリー候補は女性初の大統領にふさわしい人だと思ってる。悲しいのは、彼女にそのチャンスが与えられなかったこと。私は彼女の「この国(アメリカ)を愛してる」って言葉を信じてるから。彼女はこの国をより良くするために、人生を捧げてきたのよ。なのに皮肉にも、トランプ氏がスピーチの最後に流した曲は「You can't always get what you want.(直訳:欲しい物がいつも手に入るとは限らない/ローリング・ストーンズの「無情の世界」)だった。
また、マイリーは自身が代表をつとめるLGBTQ支援団体、「ハッピー・ヒッピー財団」の名前を出しながら、このように嘆願。
「ハッピー・ヒッピー」は、この事実を受け止めます。私たちの方針は、すべての人の"ありのまま"を受け入れることだから。だからドナルド・トランプ氏、あなたのことも受け入れます。これを言葉にするのはとても苦しいけれど、あなたをアメリカ大統領としても受け入れます、それでいいんです。私は希望に満ちたヒッピーでありたいから、あなたが私たちの世界に理解を示してくれるという希望も持っていたい。
だからどうか、どうか人々に、愛を持って接してください。思いやりと、尊敬の念を持って接してほしいのです。私もあなたに同じように接しますから。あなたやあなたのサポーターたちが理解できない点において話し合いが必要なとき、あなたが心を開くと言うなら、私は喜んでそれに向き合います。ここまで聞いてくれてありがとう。そして、ヒラリーさん。私たちに勇気を与えてくれて、どうもありがとう。
これから世界がどのように変わるのか想像もつかないけれど、セレブたちが掲げる「Love trumps hate.(愛は憎しみに勝る)」を胸に、今後を見守っていきましょう。