バッグを新調するとき「毎日使えて、おしゃれで、色やデザインが持ってる服にも合ってて…」て悩みますよね。そんな悩みとは無縁の人が、今年90歳を迎えたイギリスのエリザベス女王。女王はお気に入りのあるブランドのバッグを大量にコレクションしているんだそう。

その女王のお気に入りブランドとは、ロンドン発のイギリスの老舗高級ブランド、ロウナーCEOであるジェラード・ボドマー氏によれば、女王は公務の際に着る衣装や宝飾品に合わせて様々な色や形のロウナーのバッグを揃えているんだとか。女王が同ブランドでこれまでにお買い上げしたバッグの数は、なんと200以上にも及ぶという。

ロウナーのバッグがもっとも注目を浴びたイベントといえば、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式。女王はこのとき、黄色のドレスに合わせてアイボリー色のリサというバッグで登場。

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飽きたら見向きもしない、というわけではなく、女王は何年も前のものを使うこともあり、母エリザベス王太后から受け継いだロウナーのバッグも大切に保管しているのだとか。「丁寧に作り上げられたバッグは、丈夫なのが私たちの誇りです。それにしても女王陛下の物持ちの良さには驚かされます」とボドマー氏

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こちらは黒のエナメル素材。使い込んだ感じ。
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赤いフェミニンなコートに合わせた、横長のハンドバッグがカワいい。

1968年以来、ずっとロウナーを愛用するエリザベス女王。注文の際には「ハンドル部分を長めにしてほしい」とカスタマイズを依頼することが多いんだそう。理由は「ハンドバッグを持っていても握手がしやすいように」だとか。

気になる価格は、前述のリサで930ポンド(約15万円)となかなかのお値段。庶民には1個買ったら一生モノのロウナー、女王は今でも年に数個は注文しているというから、羨ましいかぎり。

残念ながら日本にはロウナーの店舗はないけれど、イギリスに行く予定のある人は、思い切って記念に1つ買ってみるのはいかが?。

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まず庶民には200個収めるクローゼットがありません!

※この翻訳は抄訳です

翻訳:山下英子

COSMOPOLITAN US