Instagramで21万人以上ものフォロワーを抱える、オーストラリア出身のボディポジティブ・インフルエンサーのベラ・デイヴィスさん。常に人々をエンパワメントしている彼女は、アンダーヘアのケアやありのままの自分の体を愛するヒントを発信し続けています。

自身のInstagramでビキニラインの毛のケアについて語り、多くの反響を呼んだベラさん。同投稿では、アンダーヘアの処理をする・しないは、個人の自由であると強く訴えました。

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「誰かと親密になること、ビキニやランジェリーを着ること、大切な思い出を作ることをためらわないで」

「親密な関係になる気分ではないふりをした。友人とのビーチ旅行をキャンセルした。カミソリ負けをファンデーションで隠し、ビキニラインの埋没毛をコンシーラーで隠した…すべてはカミソリ負けを恥じての行動でした。もともと自分のデリケートゾーンの見た目は変だと思っていたので、カミソリ負けはネガティブなボディイメージにさらに拍車をかけるだけだったのです」

「(中略)あなたのデリケートゾーンは正常なのです。カミソリ負けは不快なものではありませんし、アンダーヘアも自然なもの。それを剃るのも、ワックスで処理するのも、伸ばすのも、あなたの自由です」

「私はアンダーヘアを剃るのがいいときもあれば、そうでないときもあります。あなたの体がどうあるべきかを、他人が押し付ける資格はありません。あなたの体はあなたのものであり、素晴らしいものなのです」

実はベラさんは、幼い頃から自分の体に自信がもてなかったそう。「痩せていることが美しい」という社会の圧力に疲れてしまったという彼女は、ありのままの自分の体を受け入れることで解放されたといいます。

「(中略)痩せるために、自分の幸せまで犠牲にしないでください。自分の体との戦いではなく、“つながり”を深めることに時間を使いましょう。笑って、泣いて、食べて、冒険する、愛する、遊ぶ、聴く、読む、見る、創造する――」

「あなたは外見の美しさよりも、ずっと多くの魅力にあふれていることを常に忘れないでください」

過去には、行き過ぎたアンチエイジングや“スリムな体こそが美しい”という考えは間違っているとも語ったベラさん。同投稿では、誰もが美しい存在であり、ありのままの姿を愛してほしいと呼びかけました。

「私たちは何年も前から、欠点だらけだと言われてきました。『若さこそが美しさであり、愛されたり成功したり、幸福に値するのは痩せているときだけ』だと言われてきたのです」

「ストレッチマークを薄くするクリームや、脚のブツブツを除去するスクラブも売っていますし、カミソリ負けは隠す必要があり、セルライトは不健康であるとも言われてきたのです。柔らかいお腹はランジェリーを着るのにふさわしくなく、体毛は汚いものだとも…」

「けれど私は、社会の美の基準はばかげていると気づいてもらうためにここにいるのです。あなたに欠点なんてありません。あなたが持っているのは人間として当たり前のものであり、あなたらしさなのです」

「(中略)壊れているわけでもないから、体を変化させる必要はありません。その肌質に意味があるから、なめらかにする必要もありません。そして欠点がないから、修正する必要もない。あなたの体には、愛や記憶、勇気や物語が詰まっているのです」

「(中略)あなたの体は、あらゆる場面であなたを支え、成長してきたのです。だから今度、自分の体に対して批判をしている自分に気づいたら、このことを思い出してください。あなたの体に欠陥があるのではなく、社会的な美の基準がそうさせているのだと」

彼女が発信するポジティブなメッセージは、多くの人の心に響いているはず――。