イギリスで生まれ育ったインフルエンサーのオリ・ロンドン。韓国出身の人気グループBTSのメンバー、ジミンになるために整形を続けているというオリに、様々な意見が集まっている。
BTSのジミンに近づくために、オリは8年間で18回以上、15万ドル(約1,650万円)以上かけて整形手術をしているそう。この道のりをテレビで何度か取り上げられてから、インフルエンサーとして知名度を上げ、現在Instagramのフォロワーは31万人以上(2021年6月29日時点)。
2020年1月には、ラスベガスでジミンの等身大パネルとの結婚を発表したことでも話題になっていた。
「ジミンは私のアイドルです。整形にお金をかけ、彼になろうとしてきました。そしてついに結婚したんです」
「人生で最も幸せな日です。パク・ジミンと結婚することはずっと私の夢でした。彼と結婚できて、今とても幸せです」
そして6月18日(現地時間)には、自身を「ノンバイナリー(特定の性別には分類されないこと)の韓国人」であるとTwitterで発表。
「自分が何者なのかずっと悩んできた」と話すオリは、自身の韓国名を「ジミン」だと話し、カミングアウトまでの経緯をSNS上で投稿。
「私の選択、私の決断です。誰も傷つけてはいません」
「何年もの間、自分に合っていない体に閉じ込められていたので、ようやくノンバイナリーの韓国人としてカミングアウトできてとても嬉しいです」
「私は韓国人で、人々が受け入れてもそうでなくても、これが私のアイデンティティなんです。これが私が幸せになる方法だから」
これまでも度々「韓国文化の盗用」と批判されてきたオリ。2019年に出演した『Barcroft TV』でのインタビューでは、文化を尊重していると話していた。
「人種を変えようとしているわけではありません。韓国の文化を深く尊重しています。文化の盗用ではなく、感謝しているのです」
ネット上では様々な意見が集まっているものの、それでも発信し続けるのは、自分と同じように悩む人たちを勇気づけたいからだという。現在もオリのSNSには、多くのコメントが寄せられている。