おじいちゃんのような見た目であることから、「グランパ」と名付けられた子猫。彼は生まれたばかりで、すぐにSNSの人気者になっただけでなく、ボランティアの力によって生き延びた奇跡のサバイバーなのだとか!

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスの猫保護施設「Stray Cat Alliance」で、里親活動を行なっているステファニー・メドラーノさん。3月20日(現地時間)、ステファニーさんの元に、健康上いくつかの問題を抱えた子猫の保護依頼の連絡が入った。

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生まれたばかりだったこの子猫は、後ろ足がねじれているのと、口蓋裂(口の中の天井部分に割れ目があり、口の中と鼻の中がつながった状態)という診断を受け、安楽死を勧められるほど生き延びられるチャンスは低かったという。ステファニーさんは、当時の状況を<Love Meow>にこう話した。

「その日すぐ引き受けました。生まれて数時間には、私の元にやって来たのです。彼の顔を見た途端、『グランパ』という名前を思いつきました」

ステファニーさんは、口蓋裂によってミルクを自分で飲むことができないグランパに、数時間おきにチューブで食事を与え、ねじれた後ろ足を形成するために、食事の後にマッサージも行っているそう。

こうした献身的なケアにより、初めはとても小さく、目も開けられかったグランパも10日後には2倍の大きさになり、目も開けられるように!

「私の元に来たときは、84グラムでしたが、今では145グラムになりました。体を舐めたり、あくびをしたり、伸びをするようになりましたね。とても優しい子猫で、たくさん眠るんですよ」

ステファニーさん曰く、今後おそらく手術は必要になるものの、グランパの生命力は人一倍で、ここまで元気に成長しているのは奇跡だという。ステファニーさんや周りに愛されながら、すくすく育つグランパ。そんな彼の成長がこれからも楽しみ!