オーストラリア・ブリスベン在住の20歳、アリッサ・ホッジスさんは、シングルで妊娠中だった頃にマッチングアプリに登録。そこで出会い、3回ほどデートしたマックス・シルヴィーさんとデートの約束をしていたある日、予想外の出来事が…!

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アリッサさんは、妊娠6カ月半の頃にマッチングアプリをスタート。プロフィールには、妊娠中だということを記載した上で出会いを探していたそう。

そんなときにマッチしたマックスさんとは、2カ月間で3回ほど会っていて、4回目のデートの日には、仕事の後に彼を迎えに行く約束をしていたのだとか。しかし陣痛が始まりそうな予感がした彼女は、病院で診察を受けることに。

マックスさんはすぐに病院に駆けつけ、その後もずっとそばにいてくれたのだとか。

「私は一人だったので少し緊張していたし、心配でした。確かに彼のサポートがあったらうれしいとは思っていたけれど、『もし1週間後に別れてしまったら?』と不安になることもあったんです。デートは数回しかしていなかったし、まだお互いをよくわかっていない状態で、彼の両親も私のことすら知らなかったんです。それでも彼は病院に駆けつけてくれて、一番の支えになってくれました」

病院での診察の結果、医師の判断でアリッサさんはその後数日間自宅で過ごすことに。マックスさんは出産までずっと一緒にいて、必要なときには病院へ送ったり、付き添ったりしたそう。

そして無事息子のオリーくんを出産後、NICU(新生児集中治療室)にいる間も、マックスさんは1週間仕事を休んでアリッサさんの元を離れずにしっかりとサポート。病院のスタッフはマックスさんを父親と勘違いして、病棟に一緒に滞在することを許可したほどだったのだとか。

アリッサさんは<7News>に、マックスさんが出産時にそばにいてくれたことで絆が深まったと振り返り。

「私たちはお互いに好意があって、強い想いを抱いていることを知っていました。出産は二人の関係のピークポイントで、私たちを結びつけてくれたんです。今思えば、最高の決断でした。彼がいてくれて本当によかったです」

しかしこの状況にアリッサさんの家族は、戸惑いを隠せなかったという。

「マックスが病院に付き添ってくれたことを母に話したら、『もしあなたたちが別れたらどうするの?』と困惑していました。出会って間もないのにそんなに大きな責任を負おうとする人が現実にいるのか、理解できなかったみたいです」

アリッサさんの母親は、二人に「慎重に考えるように」と言ったものの、同時にマックスさんを素敵な人だと感じ、「うまくいくといいね」と応援の言葉も送ったそう。

現在、アリッサさんとマックスさんは一緒にオリーくんを育てていて、近々自分たちのマイホームを手に入れる予定なのだとか。

「今は20分ほど離れたところに住んでいるので、お互いの家を行き来しています。マックスとオリーの関係も、良好です。オリーがこの世に生まれてくる瞬間を共有したことが、二人の関係性を築くうえでの助けになったと思います」

新しい家族のカタチを築いているアリッサさんとマックスさん。今後、さらに一緒に時間を過ごすことで、三人の絆は深まっていくはず。