学生時代は、いつだって仲の良い友達と一緒にいたはず。ところが社会人になると、仕事仲間はできても、友達を作るのは難しくなった…と感じている人は少なくないのでは? では、どうしたら社会人になってからも友達を作れるの?
本記事では、「社会人になってから友達を作る12の方法」を<コスモポリタン アメリカ版>からご紹介します。
【INDEX】
友達を作るメリットとは?
科学系学術雑誌<Royal Society Open Science>によると、人間の社会生活のピークは25歳なのだとか。その後、特に女性は、他者との接点が急激に減るのだそう。でも、友達はその後も必要不可欠。
友達の大切さについて、セラピストのシャマンダ・バーストンさんはこう解説します。
「友情を保つことは、心の健康にとって重要です。気持ちを共有できる人がいることは健全なことで、うつや不安の症状を緩和し、帰属感を生み出してくれます」
さらに大人の友情は、心だけでなく体の健康にも大切なよう。科学系サイト<LIVE SCIENCE>に掲載された2010年の調査報告によると、“友情”は最長で50%も寿命を延ばしてくれるのだとか。
つまり、良い友達を作るうえでのデメリットはどこにもないということ。
大人になってから友達を作る12の方法
1.友達の友達と繋がってみる
仕事でコネを作るのと同じように、友達を作る方法がこれ。学生時代の友達がいつも話していた親友のあの子が、今近くで働いている(または住んでいる)、ということもあるかも? ぜひ友達に紹介をお願いしてみよう!
2.他人を褒める
誰だって褒められるのは嬉しいもの。
女性専用の友達作りアプリ<Hey!Vina>の共同設立者であるオリヴィア・プールさんも、「誉める」ことの大切さを熱弁!
「褒め言葉は、新しい友達を作るための私の秘密兵器です。心からのほめ言葉なら、相手は自分に何か魅力を感じさせるものがあるんだと思います。そして、共通の話題でさらに会話が弾みます」
3.時間をかける
習い事や何かのサークルに入ってみるのも1つの手だけど、気の合う人々のいる場を見つけたら、休まずに通うこと。予測不可能な状況では、友情はなかなか育たないもの。
4.アプリを使う
「今は何もかもデジタル化されています。買い物、映画、デート…ならば、友達もオンラインで探さない手はありません」と語るのは、同じく女友達を探す出会い系アプリ<Bumble BFF>の設立者ホイットニー・ウルフさん。
5.速攻で距離を縮める
ときには遠回りを避けて、ズバリ本題に入るのも有効(恋愛と同じ)。見知らぬ人と少し突っ込んだ話をしているうちに、相手に親しみがわいてくるまでの時間はわずか45分という研究結果も。
友達になれそうな人との最初の会話で個人的なことを少し話すと、相手は心地よく感じ、心を開きやすくなるのだとか。
6.昔の友達と再会する
新しい友達はもちろん、昔の友達もお忘れなく。過去には仕事を辞めたり、共通の知人が引っ越してしまったりして、連絡が途絶えた人もいるのでは? だからといって、友情が復活しないということではないはず。何しろ今の時代、SNSがあるのだから!
7.期待値を低めに設定する
どこかで運命的な出会いをして、連絡先まで交換した女性がいるかもしれないけれど、今すぐ親友になろうなどと期待しないこと。誰もが(あなたのように)忙しいし、真の友情を育てるには時間がかかるものだから。
8.時間を作る
友情は時間をかけて関わることで生まれるもの。あまり気乗りしない約束をキャンセルされてホッとすることもあるかもしれないけど、新しい友達を作ろうというときに、自分はそれをするのはNG。
「大人になってから友達を作るのは、恋人を作るのとよく似ています。時間とエネルギーを使い、ともに多くの経験をし 、よく話し合い、長続きする、堅固な友情の土台を繊細に作り上げていくのです」
9.我慢強くなる
新しい友達が自分の子どもの幼稚園の出願について延々しゃべっているとしたら、こちらにとってはそう楽しいとは言い難いもの。でも、あなたは今、友情の基盤を作っている最中。(願わくば)相手もあなたの気遣いを覚えていて、次にあなたが話したいことがあるときには、きっと耳を傾けてくれるはず。
10.自信を持つ
たとえあなたのインスタグラムが仲間の写真でいっぱいでなくても、誰か新しい人に会うときは、自信を持つこと。緊張していると、相手もそれを感じとり、距離を作ってしまうから。その場を楽しんで! そして、相手をあなたに惹きつけましょう。
11.もっと外出する
何でもやってみること! ソファでのんびりしたいのもわかるけど、人と出会うにはもっと社交的になることが必要。友達の友達の個展に出かけたり、ご近所さんの新築祝いに出かけたり。たとえパーティーの主催者と仲良くなれなくても、招待客の中には、友達になれる人が1人はいるかもよ?
12.新しいタイプの友達を受け入れる
学校や職場では、自分に似たタイプの人と友達になることが多かったはず。でも、今こそ自分とちがうタイプの人に目を向けるとき! 今の友達との友情は大切にしたまま、会社の重役さんや、ジムで会うスポーツインストラクターと友達になるのもアリかも。これを機に、交友関係を広げてみて。
※この翻訳は抄訳です。
Translation:mayuko akimoto