夫の遥さんと劇的な出会いから晴れて結ばれ、今年で結婚5年目を迎えるモデルの畠山千明さん。4歳になった娘のキカちゃんと3人、仲睦まじく幸せな家庭を築く中、この秋に突如結婚式を挙げることを決断! なぜ突然、このタイミングで式を…? 千明さんらしい、パワフルで愛に溢れたウエディングプランの全貌を伺いました。

式を挙げようと思ったきっかけ

「結婚した時から、いずれは式を挙げたいと考えていたんです。だけど、結婚してすぐに娘が生まれて、子育てと同時にモデルのお仕事も始めたので、なかなかタイミングがなくて。『このままうやむやになって、きっとやらないんだろうなー』なんて、一時期は半分諦めてましたね。でも、昨年11月に母方の祖母が亡くなり、それから今年8月に父方の祖父が体調を崩したりと、これまで当たり前にあった家族の姿が、当たり前じゃなくなったことがきっかけで気持ちが変わりました。物心ついてから、近しい人が亡くなった経験がなくて、祖母の死が初めてだったんです。祖父も祖父で、髪の毛をピンクに染めたりするとにかく元気な人だったから、今年になって体調が悪いと聞いた時はすごいショックで。『あぁ、本当に人って死ぬんだな』って、初めて実感したんですよ。私は3姉妹で姉と妹がいるんですけど、姉は結婚したけど式は挙げていなくて、妹は6歳下で、まだ結婚するかわからない。そう考えた時に、今、最速スピードで晴れ姿を見せられるのは自分しかいないかもしれないと思い、今から2カ月前に結婚式をやろうと突如決めました。やればよかったって後悔するぐらいなら、今やるしかないですからね」

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家族ファーストのオーダーメイドウエディングを計画中

「そういった理由があるので、自分のための結婚式という気持ちはほぼゼロ。だから挙式はなしで披露宴だけ、ごく内輪でやろうと計画しています。お互いの家族と会社の方たちを主に、全体で50人ぐらい。今までお仕事でお世話になったみなさんやお友だちは、二次会という形で式の後に開くパーティにご招待させていただきました。突然『結婚式をやるぞ!』なんて言いったものの、準備期間が足りるか不安もあったんです。けど、本当にありがたいことにモデルのお仕事で知り合った周りの皆さんがサポートしてくださって、自分でも驚くほど順調に事が運んでいます。自分たちに寄り添った、思い出に残る式にしたいっていうのを大前提に模索する中で、あるブライダル会社を紹介していただいたんです。『祖父母の体調を考えると、披露宴は最長2時間』『余興はなしで、ケーキ入刀もなくていい』『食事は高齢者にもアレルギー持ちの子どもにも対応したもの』そんなわがままなリクエストにフレキシブルに対応してくださる会社で、従来の日本のブライダルのイメージが変わりましたね! 式まであとちょうど1カ月なんですけど、おかげでほぼ内容は固まりました」

ドレスはもちろんオートクチュール!

「ドレスは紹介していただいたパタンナーの方に、オートクチュールのものを制作していただきます。相談したら『1週間で出来上がりますよ』って言われてびっくり! 私も夫もヘアスタイルが派手なので、衣装はシンプルにいこうかという話になりました。お色直しはパンツスーツの予定で、ファーフェッチの方に協力していただき、ドレスを本国から届けてもらいました。それから娘にもドレスを特注しました。みんなの前でお披露目するのが楽しみ!」

ブライダルエステの代わりに親知らずを抜歯⁉︎

「式前の美容的な準備はほぼやっていません。結婚式は女性にとって人生の見せ場だと思うんですけど、私はモデルという仕事柄、日々常に見せ場のような気持ちでいるからあまりピンとこなくて。エステに行く代わりに親知らずを抜いて、『オードムーゲ』のふき取り化粧水を使い始めたぐらいですかね(笑)。親知らずは『抜くと顔がシュッとするよ!』って人から聞いて、速攻歯医者に抜きに行きました! エステよりも手っ取り早くていいかなって。『オードムーゲ』は噂には聞いていたけど効果絶大。私の肌に合うようで、最近お肌の調子が絶好調です♡」

みんながハッピーになる1日にしたい!

「式の当日は、ゲストの皆さん全員がハッピーな1日にすることが目標。招待状のメッセージにも、『その日、自分が一番アガる服を着てきてください』って書いたんですよ。好きな服を遠慮なく着てきて欲しい! どんなに派手にしてきていただいても、新郎新婦より目立つのが難しい式ってなかなかないと思うので(笑)。一般的な結婚式って形式張ってしまっているところがあると思うのですが、私たちの式に関しては自由に楽しんでもらえたら何より嬉しいですね」

後編では、千明さんご夫婦の結婚式の模様をお伝えします。どんなドレス姿を披露されたのかお楽しみに!