ずっと続くと思っていたのに、終わりを迎えてしまった二人の関係。円満破局ならまだしも、相手の言動によって深く傷ついてしまった場合、別れてからも憎しみが募ってなかなか乗り越えられないことも…。

そこで今回は、コスモポリタン アメリカ版に寄せられた、辛い失恋を乗り越えた10人の女性の実体験をもとに、元恋人への怒りを手放して前進する方法をお届けします!

SNSをブロック

「正直に言って、今まで付き合ってきた人たちの中には最悪だった人もいたわ。あまりにひどい仕打ちを受けたから、思い出すだけで腹立たしい気持ちになる。それなのに、たまに彼らのSNSを覗いてしまうことがあります。未練があるわけでもないのに…。その度に『よくも私にひどいこをしてくれたわね』って怒りが爆発しちゃいます。

私みたいに、SNSを見ることで怒りの感情が制御できなくなってしまう場合、彼らをブロックすることをオススメします。それでも難しかったらアプリごと消して、さらに勝手にインストールできないように、自分の知らない新規パスワードを友人に設定してもらうと確実ですよ」投稿原文

時間が自然と癒してくれる

「心の傷は、時間が癒してくれるはず。私は元恋人と別れて10年が経つけど、彼が私にしてきたことはいまだに許せない。何より、彼の暴力に何年も耐えて別れなかった自分に腹が立ちます。でも、彼の存在ごと憎んでいた今までの私はもういません。時間が経つごとに、自然と忘れられるようになったわ」投稿原文

自分の幸せを優先する

「元彼は、私の手には負えないような病を抱えている人でした。ひどいこともたくさんされたけど『私が悪いのではなく、彼自身の問題なんだ』と気づいたときには、むしろ彼のことが哀れに思えてきて許しました。でもある日、『このままだと、私に明るい未来はない』と危機感を抱き始めて、自分の幸せのために別れを決意したんです。

その後、別の相手と出会って結婚した私に、元彼から突然の連絡が…! 今まで私にしてきたことや、彼のせいで起きたすべてのことに対する謝罪の内容でした。すごく驚いたけど、自分の決断が報われたような気がしました。今までは彼のことをどこかで恨んでいたけれど、今は彼に対して何も感じなくなりましたよ」投稿原文

Woman on mobile phone, portrait
Rob Lewine//Getty Images

無理に感情を抑えない

「元彼を恨むあまり、毎日のように泣いて、自分を見失いそうになっていました。心も体もすっかり疲れきっていたから、このマイナスな感情を手放すことに決めたんです。彼を思い出してイラ立つときは、湧いてくる感情を抑えるのではなくて、自分の身体を通過させるように意識して消化しています。意識を変えただけで、これまでのようには疲れなくなりました。彼を許すつもりはないけど、だからといって怒りの感情に振り回されていても、良いことなんて何ひとつないって実感したので…」投稿原文

今ある幸せに感謝する

「元恋人たちは、もう私の人生に関係のないこと…と割り切ったらスッキリしました。たしかに過去を思い返してしまうときもあるけど、今の自分がいかに幸せかに目を向けると安心するんです」投稿原文

旅行や新しい恋をする

「彼を憎んではいないけど、ひどい振り方をされたことは今でも根に持っているわ。怒りがぶり返してきそうな時は友達と旅行したり、新しい恋をしたりすることで前向きになれるはず! ポジティブな気持ちで埋め尽くして、負の感情が生まれる隙を作らないようにしています」投稿原文

音楽を口ずさむ

「過去の選択を後悔していた私は、幸せになるためにも、もう彼のことを考えるのはやめようと決意したの。でもふと気づいたら、彼が私にしてきたことや不幸だった頃の自分を思い出してしまっていて…。

そんな時に私が実践していた対処法は、『Over the Rainbow』のメロディーを頭の中で口ずさむこと。まったく関係のないことを考えることで、元カレに対する負の感情を乗り越えることができました」投稿原文

人間は完璧じゃないと開き直る

「憎しみからは、何も実らない。恨んだところで過去は変わらないし、今までの恋人たちが改善するわけでもないと思うの。過去を水に流すことは難しいけれど、根に持ち続けていても前に進めないしね。彼らも私も所詮人間だし、弱い部分や自己中心的なところがあって当たり前だと開き直ったら楽になりました」投稿原文

悩んでること自体が悔しい!

「元恋人を忘れられない自分が嫌になって、思い出さないようにしたわ。別れてもなお、いまだに自分の感情を支配されているような気分になったんだもの。それって悔しいじゃない?」投稿原文

失敗から学ぶため

「過去の人たちへ何かしらの感情を抱くのは、エネルギーの無駄に感じました。ひどい扱いをしてきた元恋人に対してネガティブな感情を抱くのは仕方ないけど、それに支配されてしまうと、失敗から学ぶ余裕もなくなってしまう。だからこそ負の感情に囚われず、気持ちを切り替えることが大切だと思います」投稿原文

※この翻訳は抄訳です。

Translaton:YUUMI IKEUCHI

COSMOPOLITAN