世界的な人気を誇る、『ストレンジャー・シングス』。公開されたばかりの待望のシーズン4では、登場人物たちの成長も一つの見どころ。中でも今シーズンにおいて大きく成長し、より重要な役割を果たしたのがノア・シュナップ演じるウィル・バイヤーズ。

ファンの間で沸き起こっているのが、そんなウィルの性的指向(セクシャリティ)についての議論。作中で性的指向について定義されない理由や、制作者側の意図とは?

『ストレンジャー・シングス』シリーズにおいて、ファンの間で論議されてきたウィル・バイヤーズのセクシャリティ。新しく公開されたシーズン4では、ウィルのセクシャリティに注目が集まるなか、制作陣はウィルの性的指向を定義しないことへの重要性を主張します。

新作では、親友のマイク(フィン・ウルフハード)がエル(ミリー・ボビー・ブラウン)を訪ね、ウィルはマイクとの複雑な関係に少しずつ折り合いをつける姿が映し出されます。

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この作品の素晴らしいところは、ウィルの悩みが友達よりも成長が遅いだけなのか、それとも自分のセクシャリティに関係しているのか、その解釈を観客にゆだることができること」と、ウィル役を演じたノア・シュナップは主張。

エル役を演じたミリー・ボビー・ブラウンは「すべての物事を定義する必要はない」とし、次のように付け加えました。

「“ウィル”というキャラクターの魅力は、個人的な葛藤や問題を抱えたただの人間として映し出されること。自分のアイデンティティを決めつけないことも重要なんだと感じられるんです」

一方でマイク役を演じたフィン・ウルフハードは、ウィルのマイクに対する感情にロマンスを感じているとも話しています。

「ウィルのマイクに対する愛情は徐々に映しだされているし、それは本当に美しいことだと思う」

『ストレンジャー・シングス』シーズン4のパート1は、現在配信中。7月1日公開予定のパート2で、ウィルを含め各キャラクターたちの成長がどう描かれるのか楽しみですね。

※この翻訳は抄訳です。
Translation: ARI
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cosmopolitan / getty images