話題作だらけ!今年チェックすべき「女性監督」による映画10
ヒーローものからスリラーまで、"女性監督×女主人公”の映画が目白押し♡
近年、女性監督の活躍が著しいハリウッド。2020年リリース予定の注目映画には、今をときめく女性監督が起用される傾向が! また、アフリカ系やアジア系の女性監督も続々と起用され、スリラーからコメディまであらゆるジャンルの映画のメガホンを握るなど、多様性に満ちていることも特徴。
そこでマリ・クレール アメリカ版から、2020年に公開予定の女性監督の映画作品を厳選して紹介します。
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
キャシー・ヤン
中国で生まれたキャシー・ヤン監督は、幼少期を香港とワシントンDCで過ごしたそう。ニュージャージーのプリンストン大学で国際政治を専攻し、ニューヨーク大学でビジネスと映画の学士号を取得するなど、かなりの秀才!
2018年にアメリカで公開された映画『Dead Pigs(原題)』では、監督としてサンダンス映画祭に参加するなど、注目の若手監督です。
ディー・リース
ディー・リース監督は、長編映画『アリーケの詩』でサンダンス映画祭の最優秀作品賞ノミネートされたり、テレビ映画『Bessie(原題)』がエミー賞で最優秀テレビ映画賞を受賞したりと、輝かしい経歴の持ち主!
『ムーラン』
父親の代わりとして戦に参加するべく自らの性を偽って兵士となった少女の物語『ムーラン』は、1998年にディズニー・アニメーションとして公開された人気作品。
その実写版の監督を務めるのが、ニキ・カーロ。日本では4月17日に公開! 主演を務める劉亦菲(リウ・イーフェイ)にも注目を♡
ニキ・カーロ
ニュージーランド出身のニキ・カーロ監督、代表作には『クジラの島の少女』や、シャーリーズ・セロンが主演したことでも有名な『スタンドアップ』などがあります。
ケイト・ショートランド
オーストラリア出身の脚本家、および映画監督のケイト・ショートランド。長編映画の監督デビュー作『15歳のダイアリー』で、カンヌ国際映画祭、ある視点部門で上映されたことも。
パティ・ジェンキンス
アメリカの映画監督であり脚本家のパティ・ジェンキンス。シャーリーズ・セロンの熱演でも話題となった2003年公開の映画『モンスター』が長編映画の監督デビュー作なんだとか。
『Eternals(原題)』
マーベルの最新映画となる『Eternals』は、地球に住む、宇宙からきた生命体“エターナルズ”を描いた作品だそうで、詳細はまだまだベールに包まれたまま。
アンジェリーナ・ジョリーやサルマ・ハエック、リチャード・マッデンなど、とにかくキャストが超豪華! 2020年、最も注目を集めているヒーロー映画の1つです。2020年11月6日全米公開予定で、日本での公開日は未定なんだそう。
クロエ・ジャオ
中国出身でアメリカで活躍しているクロエ・ジャオ監督。2017年に公開されたアメリカ現代西部映画『ザ・ライダー』が高く評価され、一躍注目された若手映画監督です!
『Misbehaviour(原題)』
1970年のミス・ワールド大会で起こった実際の騒動をもとに作られたコメディ映画『Misbehaviour』。
キーラ・ナイトレイが主演で、ガールズパワー満点の映画であること間違いなし♡ イギリスでは3月18日に公開予定で、日本での公開は未定。
フィリッパ・ロウソープ
女性を描いた映画やテレビドラマを多数監督していることが特徴のイギリスを代表する監督、フィリッパ・ロウソープ。代表作である『ブーリン家の姉妹』は日本でも話題となりました。その他にも、エリザベス女王の半生を描いたドラマ『ザ・クラウン』のメガホンもとっています。
『Promising Young Woman(原題)』
キャリー・マリガンが主演の、スリル満点な復讐劇『Promising Young Woman』。将来は有望な医者になるといわれてきた主人公のキャシーが、“ある出来事”をきっかけに、酔った女性を襲う男性たちに復讐していくというストーリー!
アメリカでは4月17日に公開、日本での公開は未定です。
エメラルド・フェネル
『Promising Young Woman』の監督と脚本を務めたのが、エメラルド・フェネル。2018年の賞レースで高い評価を受けたドラマ『キリング・イヴ』の製作総指揮も務め、同作も女性を主人公としたスリラー作品となるので、注目を集めています。
『RESPECT(原題)』
ソウルの女王と呼ばれたアレサ・フランクリンの伝記映画『RESPECT』。アレサ本人の指名で主演を飾るのは、『ドリーム・ガールズ』でアカデミー賞を受賞したジェニファー・ハドソン!
アメリカでは8月に公開予定で、日本での公開は未定。
リエスル・トミー
『RESPECT』のメガホンを握るのが、南アフリカ出身の演劇監督リエスル・トミー。彼女はルピタ・ニョンゴ主演の舞台『Eclipsed』を監督し、黒人女性として初めてトニー賞演劇監督賞にノミネートされたのだとか!
『On The Rocks(原題)』
ソフィア・コッポラとビル・マーレイが3度目のタッグを組むとして話題の映画『On the Rocks』。同作では、ラシダ・ジョーンズ演じる若い母親が、プレイボーイとして名を馳せた父(ビル・マーレイ)と再会するところからストーリーが動き出すのだそう。
アメリカでも日本でも公開日はまだ未定です。
ソフィア・コッポラ
いまやハリウッドを代表する映画監督の一人となったソフィア・コッポラ。一番の代表作といえば、アカデミー賞脚本賞を受賞した『ロスト・イン・トランスレーション』。映画監督のほかにも、女優やファッションデザイナーとしても活躍しています。
※この翻訳は抄訳です。
Translation: Aryung Kim