ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子が、母のキャサリン皇太子妃とともに、経済的なサポートを必要とする家庭のための慈善団体「ベビーバンク」に出向き、ボランティア活動を手伝いました。ウィリアム皇太子夫妻のYouTubeチャンネルで公開された動画には、きょうだい3人がそろってカメオ出演しています。
動画には、一家が暮らすイギリスのウィンザーに近い、バークシャー州のメイデンヘッドにあるベビーバンクに到着した母子4人が、施設に集められた品物のなかから、クリスマス向けのギフトバッグなどに入れるものを選ぶ様子が映っています。
ビデオのなかで3人は、スタッフの1人から「自分ならこれが欲しいと思うものを選んでプレゼントにするのが良い」とアドバイスを受ける一幕も。
この日、キャサリン皇太子妃は白のセーターにデニム姿。シャーロット王女は襟元にフリルが付いた赤いセーターにデニムのスカートを選び、母娘でリンクコーデを披露。
またジョージ王子と弟のルイ王子は、どちらも白とブルーのチェックのシャツに、ブルー系のセーターとデニムという姿でした。
皇太子妃は11月末には、クリスマスに向けた支援キャンペーンの手始めとして、ロンドン北部のバーネット区にある、子どものいる家庭を経済的に支援する慈善団体「セビーズ・コーナー」を訪問しました。
さらに、ウィリアム皇太子とともに設立した「ロイヤル・ファウンデーション(王立財団)」の一部として創設した「センター・フォー・アーリーチャイルドフッド(幼児期センター)」によるプロジェクトとして、皇太子妃は幼児期の子どもとその親たちを支援する「Shaping Us(シェイピング・アス)」を推進しています。
そして、11月にロンドンのケンジントンにあるデザイン・ミュージアムで開催した「シェイピング・アス」のナショナルシンポジウムでは、皇太子妃は次のようにスピーチしました。
「より健全な世界を築くということは、幼児期のケアから、次の世代を育てている人たちに対する私たちの態度、そしてその人たちが受けているサポートまでのあらゆる面において、子どもたちをサポートする基盤を築くということです。私たちは今、そのことを認識する必要があります」
キャサリン皇太子妃は、ロイヤルとして力を注ぐ人道的活動において、幼児期の発達のサポートを主な目標として掲げ、これまでも「ロイヤル・ファウンデーション」を通じて、若者のたちの生活基盤の構築を支援する組織や専門家たちをサポートしています。