スパイスガールズや人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』などを手掛けた、サイモン・フラープロデュースのグローバルポップグループ、Now United。世界各地からオーディションを通じてデビューした17人のうち、日本代表として活躍するHinaさんがコスモポリタンに初登場!

Instagramでは300万人以上のフォロワーを抱え、パワフルなパフォーマンスと自然体なキャラクターが魅力のHinaさんを、今回はドバイで撮影。海外を飛び回り、グローバルに活動を広げる彼女にNow Unitedやこれからについて聞きました。

グローバルポップグループ、now unitedの日本代表として活躍するhinaさんがコスモポリタンに初登場!instagramでは300万人以上のフォロワーを抱え、パワフルなパフォーマンスと自然体なキャラクターが魅力のhinaさんにnow unitedやこれからについて聞きました。
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今回はドバイでの撮影でしたが、いかがでしたか?

日本のメディアをドバイで撮影、というのがとても不思議な感じでしたね。衣装もカラフルなものをたくさん用意していただいたのですが、今回選んだのはミントグリーン。普段からカラーonカラーの色を取り入れたファッションが好きで、色の組み合わせを楽しんでいます。色を取り入れるとすごく元気になるんです。

撮影中は「ムーブメントが欲しい」と言われたので、好きな曲をかけながら踊ってるようなイメージで撮りました。“ライブ感”みたいなものが伝わればうれしいな。

ダンス以外で、身体作りで気をつけてることはありますか?

実は過去に「これじゃダメだ、食事に気をつけないと」と食べる量を減らしていた時期があったんです。でも、1カ月くらい続けても数値として結果が出なかったり、逆に太ってしまったり、肌も荒れてしまったりして…。

「食べたらダメ」みたいな思考が、私にとってはすごくストレスだったんだと思います。今は食べたいものを食べて、あとは水をたくさん飲むようにしています。

そもそもダンスを始めたきっかけは?

最初はチアダンスを習っていました。そのうち「他のダンスもやりたい」と思うようになり、ヒップホップを習い始めたんですよね。元気なチアダンスもいいけれど、ヒップホップは全然違ってかっこいいなって。私は人前で常に笑顔でいるよりも「ドーン」としていたいタイプなんだな…と気づいた瞬間でした。

普段の雰囲気と踊っているときはギャップがありますよね。

よく言われます。曲がかかって人前に立つと、スイッチがオンになりますね。Now Unitedのメンバーはみんなそうなんですが、特に女性メンバーはかわいらしいイメージより「ガールズパワー」という雰囲気。勢いがあって「かっこいい」と言われるのは、みんな喜ぶと思います。

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Now United のオーディションに参加したいきさつは?

当時はダンスチームに所属していて、コンテストなどで海外に行くことが多くなっていました。ずっと「世界で活躍したい」という思いはあったので、オーディションの話を聞いたときは、「これは受けなきゃ!」と。

でもそれまでオーディションなんて受けたことなかったし、「こんなグローバルなグループに、自分なんかが入れるわけない」とも思っていた部分もありましたね。でも「こんなチャンスは二度とないから、ダメでもいいや!」って受けたのが始まりでした。

各国の代表がLAに集まった合宿形式の最終オーディションは、ドキュメンタリーにもなっていますよね。トップのAチームと、二番手のBチームが選抜されて、その日ごとに数人が入れ替えになるという仕組みの中で、プレッシャーは感じましたか?

正直な話、メンタル的にやられました…(笑)。最初はAチームだったんですけど、途中で B チームになって、「終わった…どうしよう」って。

「もう無理、日本に帰りたい」と思ったり、「情けない姿で日本に帰れない、ここまで来たからにはやるしかない」と思ったり、とにかく葛藤して泣きながら毎日乗り越えていきましたね。

当時から「将来はダンスで生きていこう」と考えていたんですか?

将来は、全く考えていませんでした。高校1年生だったので将来の道を決める時期じゃなかったし、そういうことを考えている人も周りにいなかった。

でもそのときから、「日本でダンスをやりたい」とは全然思っていなかったんです。いろんなものを見てみたいという気持ちから「海外でやりたい、世界でやりたい」とは考えていました。

実際に今も、他の文化を知れることは楽しくて、一番大きな学びです。SNSやネット上で検索すればいくらでも見られるけど、実際行ってみないと感じられないこと、見られないものってある…それこそ食べることはできない! この間は、ラクダを食べました。前日にはラクダに乗って砂漠に出てたのに!

様々な国から来たメンバーとの交流で学んだことは?

Now United のメンバーって、結成前はみんな違う世界で、違うカルチャーで生きてきた人たち。面白いのは、ダンスにも国ごとバイブスっていうのがあるんです。その国のカルチャーが入っているから、みんな同じフリを渡されても、みんな違う踊り方になるんですよ。

メンバーが17人いれば、17通りの意見があって「いろんな考え方があるんだな」と思うことも多いですね。

楽しそうだけど、大変なこともありますか?

めっちゃ大変です(笑)。みんな大人っぽく見えるけれど、海外のツアーは修学旅行みたい。ごはんとかも全然決まらないので、ミュージックビデオの合間のケータリングのときは、3種類くらいから選ぶのがほとんどです。

意見がぶつかることも?

3年ちょっと一緒にいて、今はそれぞれの性格やキャラクターっていうのがわかってきているので、最近はないですね。朝から夜まで、誰より一緒にいる時間が長いし、もう家族同然なんです。

メンバーは日本のことをどんな風に思っていますか?

日本にはNow Unitedで2回行きましたが、みんな日本が大好き。色んなインタビューでも「今まで行った国の中で一番好きなのは、日本!」ってみんな言います。街が綺麗で、食べ物が美味して、おしゃれで…と言ってもらえるのは幸せですよね。

私は一蘭のラーメンが大好き。一蘭しか勝たん!(笑)最高です。

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Now United に入ってから、自分の中で変わった部分はありますか?

他人と自分を比べることがなくなりました。メンバーになってからの最初の1年くらいは、やっぱり自分より才能ある人やきれいな人、可愛い人って山ほどいて…。人前に立つ仕事をするようになってから、ダンスはもちろん、SNSのフォロワーの数とか、いいねの数とか何もかも比べちゃって、「自分なんて」と勝手に落ち込んでいたんです。

でもある時「それじゃダメだ」って思って、他人と比べるのをやめました。「日本代表なんだから!」って。

落ち込んだときはどうやって自信を取り戻しましたか?

踊ることもそうですし、自分磨きっていうのかな…そういうのは頑張りましたね。鏡見て気になることがあったら、ちゃんとお手入れする。「まつ毛下がってるな」って思ったらまつ毛パーマをしたり、「爪がちょっとはげてるな」と思ったらネイルサロン行ったり、「こういうときってどうする?」って友達に相談したり。

あとはお洋服が好きなので、買い物に行って色んな人にアドバイスをもらうことも。 最近は「バニー」「 ピンナップ」「プリビレッジ」がお気に入り。古着屋さんもよく行きます。

ずっと笑顔でハッピーなオーラに包まれていますが、常にポジティブでいられる理由は?

ポジティブでいるって決めたんです、その方がハッピーだから。嫌なことがあっても、「このあと一蘭食べるし、大丈夫! できる!」とかって思うことにしています(笑)。

そういう切り替えが上手くいかないときは寝たり、携帯の電源を1日オフにしたり、あとは自然が好きなので、自然に触れたりしてます。海が大好きなので波の音を聞きに行ったり、ぽかぽかしてる日なら、外に出て空を見たり。それだけで全然違うんですよ。昨日も近くの公園に行って、ただ座ってました(笑)。そういうのがすごく好きです。

仕事も楽しいけど、恋愛も楽しい時期ですよね。恋はしていますか?

Now United で海外に行っていると出会いがないし、周囲の友達に彼氏が出来たりして「うらやましいな」と思っていた時期もあったんです。でも「きっとそういうタイミングは来る」と思っていたら、やっぱり来ました!

一昨年の10月、日本のYouTube スペースでライブをした時、見に来てくれた共通の友達の紹介で出会って。私が海外にいるときは遠距離恋愛ですが、仲良くしています。

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ファンとのふれあいで楽しかったことは?

びっくりしたのは、ブラジルに行ったとき。すごくたくさんのファンが空港で待っててくれたんです。SNS 上では多くのメッセージをもらうけれど、実感があまりなかったりして…だから本当に大勢のファンを実際に目の当たりにしたのは初めてでしたね。なんか不思議な感じだったけれど、いつも元気をもらっています。

SNSではファンと交流することもありますよね。何か工夫していることがあるんですか?

世界中のファンと直に会える機会がなかなか持てないので、 SNSではなるべく近い距離にいられればと思っています。友達みたいな感じで、 DM やコメントに返信することも。

あとはファンの子が企画してくれるオンラインのファンミーティングに参加したり、公認のファンアカウントとInstagramライブでコラボしたり、最近は、抽選で選ばれたファンの子に誕生日メッセージを送ったりもしました。だからファンの方たちも近い距離に感じてくれているのかな。“ファン”というよりも“友達”のような感覚なので、私自身も楽しいんです。

Now United として、Hinaとして、今後先に目指すことは?

今と変わらず、 Now united の魅力や国や言語が違っても、音楽を通じて繋がれるものがあるということをずっと発信していきたいです。SNS がある時代だからこそ伝えられることも絶対あると思うので、それは5年経っても10年経っても続けていきたいですね。

ダンサーとしてはやっぱスキルを上げていきたい。「Now United の日本代表=Hina」として思ってもらいたいので、日本での活動も広げていきたいです。


Creative direction by Milli Midwood. Styling by Nimotalai Oki. Photography by Adel Rashid. Hair by Adam Grier for Pastels salon. Makeup by Yasmin Vakili. Fashion Assistant by Maddi John. Text by Atsumi Shiho. Special thanks to Cosmopolitan Middle East.

On Hina: MRS Keepa bodysuit. Kage pants. Steve Madden boots. Aveen jewellery.