付き合ってもないのに、相手との将来や一緒に住む生活を考え始めてしまったり、妄想ばかりして空回りしていませんか? 未来の恋人関係を楽しみにすること自体はいいことだけど、気持ちばかりが先走って、現実が思い通りにならなかったときや、相手と温度感が生まれたときに、ひどく傷ついてしまうことも…。
今回は掲示板サイト<Reddit>に寄せられた体験談をもとに、恋愛に前のめりになりすぎないようにする方法や、焦らないコツをご紹介します。焦らず、適度な距離感を保ってみて。
【INDEX】
今を楽しんで
「恋愛に前のめりになってしまうのは、簡単にはまってしまう落とし穴です。残念なことに、これによって無駄に傷ついてしまったり、苦しんでしまうことも。
私は自分の経験から、今を楽しんで、将来は様子を見ればいいということを学びましたね。出会う人みんなが私にとっての運命の人じゃないし、それはそれでいいんだということを知りました。落ち着いて、今を楽しむことが大切だと思います」<投稿原文>
カジュアルに何人かとデート
「自分の恋愛パターンを多様化させて。私は、前のめりになってしまうクセを、何人かの人とカジュアルにデートすることで直すことができました。一時期は5人と同時にデートしていたことも。デートをしたり、一夜を過ごしたり、メッセージをする中で、話している人を間違えないためにも、私はかなり“今”に集中する必要がありました。おかげで、誰か一人に執着する時間もなかったし、とんでもない妄想をしたりすることもありませんでした。
その結果、その内の一人と、今までで1番幸せで健康的な恋人関係を築くことができたんです」<投稿原文>
相手のイメージに恋しない
「妄想すること自体はいいけれど、自分の頭の中にいる人と、現実のその人は違うかもしれないことを覚えておかないといけません。本人ではなく、相手のイメージに恋をしないように注意して。これは、相手と実際に会えず、チャットなどに頼ってしまっているときに起こりがちです。
私はいつも、相手に会ってからそのことに気づきます。会ってすぐ、チャットをしているときのようにドキドキしないことに気づいたら、実物ではなく、『相手のイメージ』に恋をしているサインです」<投稿原文>
現実>可能性
「妄想することは普通だけど、相手がしてくれていないことまで勝手に評価しないように。可能性よりも現実を見て!」 <投稿原文>
相手をよく知るには時間がかかる
「付き合い立ては、自分を良く見せようと一生懸命になりがちだから、後になってから『思っていた人と違った…』なんてことがあることも覚えておいて。相手をよく知るには時間がかかるもの。自分にそれを言い聞かせるほか、危険信号を無視しないことも大切です」<投稿原文>
自己肯定感を高めて
「これは私も、今でも毎日気をつけていることです。私が恋愛に前のめりになってしまうのには、自己肯定感の低さが原因にありました。私の恋愛への執着はいつも不安から来るもので、自信を持てないことから恋愛に前のめりになったり、妄想に胸を膨らませたりして現実逃避をしていたことに気づきました。
セラピーとカウンセリングに行ったことで、やっと冷静になれたんです。治療を通して、3つのキーポイントを学びました。1つ目は、今まで自分自身にあまりにも否定的だったこと。2つ目は、心が安定している人は、恋愛が失敗に終わっても、相手との関係性を美化していないため、ダメージが少ないこと。3つ目は、破局を自分の価値と直結させる必要がないことです。
これらにより、気になる人へ不安感から執着することがなくなってきました。メッセージだけで一喜一憂しなくなったし、流れに任せることができるようになりました。色眼鏡を外し、相手のありのままの姿を見ることができるようになったんです! デートも純粋に楽しめるようになりました」<投稿原文>
オープンに話して
「私はいい感じな相手との境界線をしっかり引いて、相手に求めていることや譲れないポイントを、早い段階でオープンに話すようにしています。コミュニケーション方法やデートの頻度など、自分が何を求めているのかを早い時点で話すんです。
そうすると、自分と価値観が合う人を絞ることができます。お互いの時間を無駄にしたくないので、初めから率直に伝えるのが一番です。言葉にしない限り相手には伝わりませんしね。気になる人との関係を、時の流れに任せて美化する…なんてことがないようにしてるんですよ」<投稿原文>
※この翻訳は抄訳です。
Translation: Haruka Thiel