これ誰？若い頃がイケメンなおじいちゃん俳優10人

現在70歳、『ビッグ・リボウスキ』（1998年）や『クレイジー・ハート』（2009年）のボサボサ髪で髭のひょうひょうとした中年男や、『最後の追跡』（2016年）の骨太な男臭いアメリカンのイメージが強いジェフ。

このはにかんだ笑顔のキュートな青年は誰？と思ったら、27歳の若手俳優時代のジェフ・ブリッジス。俳優ロイド・ブリッジスと詩人ドロシー・シンプソンとの間に生まれ、ロサンゼルス育ち。おぼっちゃま風の品の良さが漂っているのが意外!?

俳優としてだけでなく、これまで映画監督、プロデューサーとしても活躍してきたロバート・レッドフォード。ハリウッドの大作だけでなく、サンダンス・インスティテュート設立やサンダンス映画祭発起人として、インディペンデント映画を支援しているなど、とっても多才。2018年8月6日に81歳で俳優引退宣言。

若い頃は金髪にブルーアイ、端正な顔立ちで絶世の美男子ぶりでした。35歳のこの年に『大いなる勇者』、この翌年『スティング』『追憶』、翌々年には『華麗なるギャツビー』と次々に代表作に出演、まさに俳優として飛ぶ鳥を落とす勢いの大活躍。それに満足せず、自らインディペンデント映画界の振興に貢献し尽力する真面目さ。「天は二物を与えず」というけど、彼の場合は別らしい。

70歳のリチャードは、銀髪の気の良さそうなおじいちゃん。今でも俳優として現役な上、美人インド人女優にキスして物議を醸したり、33歳年下のモデルの妻アレハンドラが2018年8月の時点で妊娠中と発表したりで、まだまだ青春真っ盛りのよう。

そんなリチャードは若い頃の方がむしろ枯れた雰囲気!? 　こちらの写真は、『アメリカン・ジゴロ』（1980年）、『愛と青春の旅立ち』（1982年）、『コットンクラブ』（1984年）などのヒット作で80年代のセックスシンボルとして注目される前の70年代に撮影された20代のリチャード。セクシーというよりは、純朴なタイプに見えます。

ガーデニングや釣りが好きそうな、近所のおじいちゃん風な現在のウォレン。現在83歳、20歳も年下の妻アネット・ベニングを大事にしている愛妻家のイメージがあるけど…。

整った容姿に可愛いタレ目、ナイスバディでハリウッド1のプレイボーイとして知られたウォーレン・ベイティ。落とした相手もハイレベルで、マリア・カラス、ジャクリーン・ケネディ、カトリーヌ・ドヌーブ、イザベル・アジャーニ、マドンナと超大物ばかり。あまりにモテすぎる弟を心配した実姉のシャーリー・マクレーンは、しばしば弟に遊びが過ぎないように忠告していたのだとか。そんな彼も1992年に当時の交際相手アネットの妊娠が発覚すると意外にすんなりプレイボーイ卒業。今ではいい夫におさまっています。

若い頃、ハリソン・フォードはなんと大工もしていたとか。ボサノヴァの帝王セルジオ・メンデスが、フェイスブックで28歳のハリソンのイケメンすぎる姿をシェアして話題になったけど、若い頃の彼は本当にクラクラしそうなイケメン。この写真は俳優デビューしてからのもの。

アンジェリーナ・ジョリーの父は、ベテラン俳優のジョン・ヴォイト。アンジーとブラピの子供達シャイロ、ノックス、ヴィヴィアンの祖父でもあるジョン。長年アンジーとは不仲だったと言われている。

34歳の頃のジョン。やっぱりどこかアンジーを彷彿とさせる顔つき。隣の美女はアンジーの母ミシェリーヌ・ベルトラン。アンジーがジョンと不仲な理由は、浮気をして母親を泣かせてばかりいた父親が許せなかったからだそう。

40歳年下の恋人ルシア・ソラと、ルシアの娘カミラとその恋人レオナルド・ディカプリオとダブルデートが報じられるなど、まだまだお盛んな80歳のアル・パチーノ。ちなみに一般人の女性との間に2人の娘がおり、さらに2001年に当時の恋人との間に双子をもうけているものの、今まで結婚歴はなし。

32歳の頃のアル・パチーノ。この年、『ゴッドファーザー』でマイケル・コルレオーネを演じ、全米映画批評家協会賞主演男優賞を受賞。翌年には『セルピコ』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、大物俳優に仲間入りをしました。意外にも童顔！

87歳のマイケル・ケインは俳優歴60年以上、2018年にも新作映画『Dear Dictator(原題)』に出演するなど、精力的に俳優活動を続けています。おしゃれな英国老紳士ののイメージがあるけど…。隣は長年連れ添っている妻のシャキーラ。

1968年、『怪奇と幻想の島』のセットでのマイケル。当時は高貴で耽美な美青年！　今のイメージとはだいぶ違う!?　この2年前に映画『アルフィー』で主演し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。

77歳になっても「気のいいおじいさん」キャラになる事なく、未だに独特の怖さを滲ませるクリストファー・ウォーケン。猫が好き。

シャイで寂しげな印象のこの青年は当時32歳のクリストファー・ウォーケン。『ディア・ハンター』で心に傷を負った青年ニックを演じ、アカデミー賞助演男優賞を受賞するのがこの２年後。

今も現役のイギリス人俳優テレンス・スタンプは現在82歳。渋いおじさま的立ち位置。オーストラリア映画『プリシラ』（1994年）では、エレガントでプライドの高い女装パフォーマー、バーナデットを演じ、再び脚光を浴びました。

今でも渋いテレンスだけど、20代の頃の彼はこんなクールな美青年でした。大学教授の娘を誘拐監禁する男フレディを演じた主演作『コレクター』でカンヌ国際映画祭 男優賞を受賞し、一躍スターになった頃。