2012年に第1作目が公開され、その後2015年までに計4作品が公開された映画『ハンガー・ゲーム』シリーズ。文明が崩壊したアメリカを舞台としており、主演を務めたジェニファー・ローレンスの代表作の一つでもあります。

そして2023年12月22日に、シリーズ最新作となる『ハンガー・ゲーム0』が公開に! 今回は、これまでのシリーズ全作を公開順に一挙おさらい。最新作の公開前に過去のシリーズをもう一度チェックして。

※本記事は、一部ネタバレを含みます。

『ハンガー・ゲーム』 (2012年)

    ハンガー・ゲーム
    Courtesy of Murray Close//Lionsgate

    独裁国家と化したかつての北米を指すパネムのキャピトルは、政治の中心。そこに住む市民は貴族的特権をもち、12の地区から1人ずつ10代の子どもたちを選出。そのなかでたった1人しか生き残ることができない「ハンガー・ゲーム」に出場させていた。

    そんななか、主人公・カットニス(ジェニファー・ローレンス)の妹であるプリムローズが第12地区のハンガー・ゲーム出場者として選ばれてしまう。カットニスは妹の出場をやめさせるために自分が代わりに出場すると志願し、第12地区に生きて帰るため、十分な戦闘訓練を受けてきたほかの地区の出場者たちと戦うことに…。

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    『ハンガー・ゲーム2』 (2013年)

    ハンガー・ゲーム
    Courtesy of Lionsgate

    カットニスとピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)はハンガー・ゲームから生還したが、一部の地区で新たに反乱が起き、独裁者のスノー大統領が牛耳るキャピトルがあらゆる手段を使って反乱を止めようとする。

    そんななか、25年ごとに開催されるハンガー・ゲームの記念大会に出場することが決まったカットニスとピータ。キャピトルへの反逆を心に決めたカットニスの新たな戦いがはじまる――。

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    『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』(2014年)

    ハンガー・ゲーム
    Courtesy of Lionsgate

    ハンガー・ゲーム記念大会の惨劇の後、カットニスは反乱軍に救出され、壊滅したとされていた第13地区に連れて来られる。ここで彼女は反乱軍のリーダーとして、反乱の象徴“マネシカケス”になるために羽ばたくのだった。

    一方スノー大統領は、カットニスに邪魔をさせないよう、彼女が愛する人々を巻き込んで別の計画を実行しようとしていた…。

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    『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』(2015年)

    ハンガー・ゲーム
    Courtesy of Murray Close//Lionsgate

    カットニスとピータ、ゲイル(リアム・ヘムズワース)、そしてほかの同盟者たちは、独裁国家パネム全体を開放し、スノー大統領の計画を完全に阻止するために、キャピトルで戦いを挑む。

    大切な仲間を失いながらも、目的を果たすために突き進むカットニス。全地区の自由をかけた戦いが最終局面へ突入する。

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    『ハンガー・ゲーム0』 (2023)

    ハンガー・ゲーム
    Courtesy of Murray Close//Lionsgate

    パネムの非道なスノー大統領として知られる前、18歳のコリオラヌス・スノー(トム・ブライス)は、滅びゆく一族の“最後の希望”とされていた。そんなスノーは第10回ハンガー・ゲームで第12地区のルーシー・グレイ・ベアード(レイチェル・ゼグラー)の教育係となる――。

    シリーズ第1弾『ハンガー・ゲーム』の64年前を描く最新作。もしも映画を時系列順に観たい場合は、『ハンガー・ゲーム0』から視聴するのもアリかも。スノー大統領がパネムの独裁者となる前の姿や、ハンガー・ゲームのはじまりを知ることができるはず。


    ※本記事は、Hearst Magazinesが所有するメディアの記事を翻訳したものです。元記事に関連する文化的背景や文脈を踏まえたうえで、補足を含む編集や構成の変更等を行う場合があります。
    Translation: Risa Tsubakihara
    COSMOPOLITAN UK