アーティスト活動に加えて、映画『アリー/ スター誕生』や『ハウス・オブ・グッチ』など数々の話題作に出演し、俳優としても注目を集めるレディー・ガガ(37歳)。公の場やSNSから遠ざかっていたという彼女は、6月16日(現地時間)にInstagramでその理由についてメッセージを発信しました。

Instagramの投稿

2022年にツアーを行った後、ハーレイ・クイン役を務める『ジョーカー』の続編『Joker:Folie a Deux(原題)』の撮影を開始し、多忙な時期を過ごしていたというガガ。今年3月に開催されたアカデミー賞授賞式では、同作の撮影との兼ね合いで当初は参加できないと報じられていましたが、直前になって出席することが決定。オスカーにノミネートされた曲 「Hold My Hand」の生演奏を披露し、会場を沸かせました。

95th annual academy awards show
Kevin Winter//Getty Images

そんなガガは改めてここ一年の自分の生活を振り返り、自分と向き合う充実した時間を過ごしていたと説明

「今日は私の個人的なことも共有できたらと思って。最近そういうこと(表舞台にたつこと)をしていなかったし、私の芸術的なプロセスをもっと見たがっている人もいると思うから」
「私は昨年の夏以来、自分の創造性を本当に特別かつプライベート方法で、体験してきました。限定的なプロジェクトのための作曲やプロデュースから、映画『ジョーカー』の役作りや撮影(これは自分の言動を省みる良い時間になりました)、化粧品ブランド『Haus Labs』の運営、慈善活動、そして『クロマティカ・ボール』ツアーの映像編集まで、多くのことに取り組んでいます」
「アート、音楽、ファッションを生み出すことや、コミュニティをサポートすることに対する私の愛が、これ以上にないほど満たされています」
celebrity sightings in new york city april 03, 2023
James Devaney//Getty Images
『ジョーカー』の続編の撮影現場から

またガガは、これらの個人的な制作期間が自分のパワーを充電する時間になったと報告。ファンに感謝の意も伝えました。

「これまでと比べて、自分のことをSNSで共有していないように感じるかもしれません。でも自分だけのこの時間は、私の心、精神、身体、そして創造性を癒し、充電するものだったと知ってほしい。自分の中で創造し、自分のためだけの私生活を送ることができたから」
「これまではプライベートも見せてきたので、(笑ってくれる人もいると思うけど)変わったと感じる人もいるかもしれません。でも私を応援してくれる人やリトルモンスターを愛していますし、それは決して揺るがない。みんなに喜びをもたらすためにこのグローバルなコミュニティが、私に毎日どれだけのインスピレーションを与えてくれるか言葉では言い表せません」

最後に、製作中の作品を皆に公開することが楽しみであると明らかにし、「私の愛するコミュニティと一緒に変化し、変身できるように、私とともに成長することを望んでくれてありがとう」と締めくくったガガ。

この投稿に対し、友人のケイティ・ペリーは「あなたの歩み、ちゃんと見ているよ。愛してるわ」とコメント。さらにあるファンは「あなたが私たちに与えてくれるものすべてに感謝しています。自分らしく。あなたが望むときに、あなたを分かち合ってください」とガガへの愛を語っています。