映画『タイタニック』のローズ役として知られ、これまでに7度のアカデミー賞ノミネートを経験している俳優のケイト・ウィンスレット。17歳でデビューした彼女は、これまでにもハリウッドに蔓延る偏見・差別ボディ・イメージについて積極的に発信。

先日行われたあるインタビューでは、俳優を目指し始めた頃に受けた体型批判について語りました。


キャリアをスタートさせた当初、「太った女の子」の役しか演じられないと言われたことを明かしたケイト。<タイムズ>のインタビューでは、子どもの頃は体型をからかうようなあだ名をつけられていたと振り返り、特に俳優を目指し始めてからは一層批判されるようになったと話しました。

「14歳の頃、演技の先生に『“太った女の子”の役で我慢するのであれば、俳優としてそこそこ結果を残せるかもしれない』と言われました」
「若い頃はエージェントから、『体重はどんな感じ?』と冗談抜きで電話がかかってきたんです」
映画『タイタニック』のローズ役として知られる俳優のケイト・ウィンスレット。17歳でデビューした彼女は、これまでにもハリウッドに蔓延る偏見・差別やボディ・イメージについて積極的に発信。先日行われたあるインタビューでは、俳優を目指し始めた頃に受けた体型批判について語りました。
Geoff Shields//Getty Images
▲1992年のケイト

一方で現在は「映画業界は変わってきている」と感じていて、若い俳優の未来に希望を抱かせるような変化が見え始めたとも言います。

私の娘の世代は自分の意見を言う力を持っていると思います」
「もちろんすべての状況においてというわけではないけれど、特に若い女性たちは自分の声をどう使うかを知っています。彼女たちは前よりも強くなったし、自分の体に誇りを持っているんです」
映画『タイタニック』のローズ役として知られる俳優のケイト・ウィンスレット。17歳でデビューした彼女は、これまでにもハリウッドに蔓延る偏見・差別やボディ・イメージについて積極的に発信。先日行われたあるインタビューでは、俳優を目指し始めた頃に受けた体型批判について語りました。
John Phillips//Getty Images

昨年、ケイトは監督から出演シーンの容姿の編集を相談され、その提案を断ったと明かしたことが話題に。長年キャリアを積んだ経験から、業界を変えていこうとする彼女の今後の活躍から目が離せません。

※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Yuki Otsuka
COSMOPOLITAN UK