ローマで行われたヴァレンティノの2022-23年秋冬オートクチュールコレクションで明らかになったのは、“バービー人形のように”全身をホットピンクでコーディネートする「バービーコア」が新たなトレンドだということ。

フローレンス・ピュー(26)は、そのショーでホットピンクのドレスを披露したセレブのひとり。ただ、彼女が着たエレガントなチュールドレスは、多くの人から称賛を受けた一方、ボディシェイマーたちからさまざまな言葉を投げつけられる原因にもなっている。

それでもフローレンスは、そうした批判的なコメントも冷静に受け止めているもよう。およそ750万人がフォローするインスタグラムのアカウントで、「ヴァレンティノのあの素晴らしいドレスを着たとき、誰も何も言わないわけがないことはわかっていたわ」とコメントしている。

ただ、いくらそれがわかっていても、「男性たちがどれほど簡単に、公に、誇らしげに」、女性の体を完全に打ちのめすことができるかを目の当たりにするのは、ショックなことだったという。

フローレンスは、「見も知らぬ人たちから、女性が自分の体について何がどう良くないか聞かされるのは、これが初めてではないし、もちろん最後でもないでしょう」と指摘するとともに、一部の男性たちがどれほど「下品」になれるかについては、憂いているとコメントしている。

それでもフローレンスは、ヘイターたちの意見が自分にとって「何の意味も持たない」ことを、彼らに伝えたかったよう。

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「幸い私は、私を私たらしめる自分の体の複雑さを受け入れているの。14歳のときには見ることさえできなかった“欠点”もすべて、気に入っているわ」

「本当に大勢の人たちが、私の『小さいおっぱい』にどれほどがっかりしたか、私は自分の『貧乳』を恥じるべき、などといったことを、アグレッシブな姿勢で教えてくれたわ」

「私は私の体で、長い間生きてきたの。自分の胸のサイズは百も承知しているし、それを心配してもいないわ」

フローレンスはさらに、次のように続けている。

「この業界に入ってからずっと、それがホットだとか性的に魅力的だとされる体に変えることを期待する人がいたら、『知ったことじゃない』、『そんなの関係ない』と言い返すことを、自分の使命にしてきたわ」

「大人になって。人を尊重して。体を……すべての女性を……人間を、尊重して。(そうすれば)ずっと楽に生きられるようになるはず。約束するわ」

フローレンスはこの投稿を、「フリー・ザ・ニップル(乳首を解放しよう)」という言葉で締めくくっている……まさに同感!と思う人も、多いかもしれない。

From COSMOPOLITAN UK